<不自由を自由にする野営スタイル>
- 軍幕のススメ② -
不便がいっぱいの自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、「不自由は自由だ!」をモットーにキャンプを楽しんでいるRYUです。
連載の第2回目は、「軍幕」の張り方バリエーションを紹介します。
その前におさらいになりますが、軍幕とは第二次世界大戦当時、軍から隊員1人につき1枚支給されたシェルター。軍隊では通常複数人で行動するため2枚を組み合わせてテント状にし、野営を行っていました。つまり、ビバークです! そのために使われていたものなのです。
素材は厚手のコットンで、その生地特性から火に強く、丈夫なことがメリット。そしてなんといっても、ポールや骨組みがあるわけではなく、タープ同様に張り方のバリエーションが豊富で常に相違工夫できるところが最大の魅力です!
もともとシェルターとして使われた幕を、天候や気温など、自然の条件によって張り分けることで、より快適に過ごせるようになるのです。
今回は、その一部を紹介していきたいと思います。
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