<不自由を自由にする野営スタイル>
- 軍幕のススメ① -
初めまして。「不自由は自由だ!」をモットーに、キャンプを楽しんでいるRYUです。
今回から始まるこの企画。不便がいっぱいの自然の中で、いかに快適なキャンプ生活を過ごせるかを提案していこうと思います。
第1回は、まずは私の基本的なキャンプスタイルである「軍幕」から紹介します。
軍幕と出合ったのは、タープ泊を研究していた頃。インスタグラムを見ていたら“軍幕”なるものがあることが分かりました。ミリタリー好きの私はすぐさまこのスタイルを研究したのです。
軍幕は、タープと同じくポールや骨組みがある訳ではありません。そして生地は重いが、焚き火にめっぽう強い! これしかないと思って使い始め、今ではすっかり軍幕派。
タープ同様に張り方が無限にあって、常に相違工夫できるところが最大の魅力です!
そもそも軍幕とは、第二次世界大戦当時、軍隊の隊員が、1人につき1枚軍から支給されたシェルターといわれています。軍隊は通常、複数人で行動するため、2枚を組み合わせてテント状にし、野営を行っていました。つまり、ビバークです!
素材はコットンでできており、その生地特性から、現在のキャンプで使用した場合のメリットは、火に強く、丈夫であり、希少性があり、色気があること。色気は大事ですよねー。こうやって、色々調べていくうちに、完全に軍幕にはまってしまいました。