■ソールはクロックスのサンダルと同素材
画像を見ただけでポチってしまったので、いくつか気になった点がありました。それが、
・大きさ(厚さ)
・重さ
・履き心地
大きさや厚さ、重さは、機内持ち込みする以上は重要なポイント。できるだけ小さくなり荷物にならないものが理想です。そして履き心地。ペラッペラの使い捨てスリッパだと、ほぼ素足で過ごしているようなモノなので、それを避けたいためにわざわざ用意する以上、履き心地が良いのは大前提になります。でも画像で見るかぎりは、いわゆるクロックスのようなソールの厚みはありません。ここは大きさ(持ち歩きやすさ)と相反する部分なので、いかに履き心地が良く、かつコンパクトに持ち歩けるかが気になるところ。
ということで、以上のポイントを踏まえつつ届いたスリッパを確認してみましょう。
厚さは、まぁ合格点。さすがにペラペラではありませんが、アッパーはサンダルのクロックスとは異なり、フェルト地なのでペタンとなります。
ソールもかなり薄い。ちなみにこのソール部分、サンダルと同じくクロックスの代名詞でもある“クロスライト”を使用しています。
サンダルよりはかなり薄くなっていますが、十分気持ちイイ。さすがに長距離歩くには不向きですが、機内やホテル内程度であれば問題なさそう。
インソールにはふわふわのライニングが付けられ、さらにアッパーはフェルト地で作られています。
気持ち良さはバツグンです。クロックスらしく余裕を持った作りになっているので、締め付け感は皆無。かといって、歩いたら脱げるほどガバガバではない絶妙なサイズ感がニクイ!
アッパーの穴は蒸れ防止ではなさそうですが…。でもこれならリラックスして過ごせそう。
ということで、実際に機内持ち込みバッグに入れて、飛行機内で履いてみました。
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■実際に飛行機内で使ってみると…
予想どおり、というか予想以上に快適! 飛行機内もホテルも床は絨毯敷きの場合が多かったりしますが、土足で歩き回るところなのでやはり素足は抵抗があります。かといって使い捨てのペラペラスリッパは、歩くと脱げやすいし、アッパーがペタッとなるので、けっこう履きづらい。
でもこのクロックスのスリッパなら、履いていない時もアッパーは丸い形を保ってくれるので、スポッとストレスなく履けます。
トイレに立つ時も違和感なく、見た目も悪くない。実はカカト部分のフェルトがすこーしだけ立っているので、少々歩く程度ならカカトがパカパカすることがないんです。これはうれしい誤算でした。
あまりに違和感がないので、つい履いたまま飛行機を降りてしまいました。
やっぱり、というかさすがに長く歩くには向いてないかも…。ターミナルに移動したところで靴に履き替えました(笑)。
その後、滞在先のホテルで過ごす時も活躍してくれたクロックスの「スリッパ」。使い捨てよりはかさばりますが、履き心地重視ならわずらわしいほどではないので、かなりオススメです。もちろん自宅で冬場の室内履きに使うのもアリですよ(そっちの方が本来の使い方かもしれませんが…)。
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(取材・文/&GP編集部 円道秀和)
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