【マツダ CX-5/CX-8試乗】新ガソリンターボの走りは人気のディーゼルを超えた?

ここ数年のマツダのクルマ作りにおける大きな特徴といえば、積極的な商品改良が挙げられるかと思います。かつて、日本車の多くは、4年から6年でフルモデルチェンジを行い、その間に1度や2度のマイナーチェンジを行うというのが一般的でした。しかし欧米では、毎年改良を行い、“イヤーモデル”として販売するメーカーも少なくありません。

マツダの場合、イヤーモデル制を採用してはいませんが、ほぼ1年に1度のペースで商品改良を実施。走行性能に関する技術や最新の安全装備を、出し惜しみすることなくアップデートするというスタイルを採っています。

そんなマツダが、2018年秋に商品改良を施したのが、人気のクロスオーバーSUV「CX-5」と、3列シートSUVの「CX-8」。各種装備のバージョンアップに加え、新たなバリエーションとして2.5リッターのガソリンターボエンジン“SKYACTIV-G 2.5T”の搭載モデルを設定しました。そのメカニズム詳細についてはこちらのレポートを参照いただくとして、今回はやはり気になる、その走りの変化についてレポートしたいと思います。

【次ページ】パワフルさと爽快さを兼備したガソリンターボ

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