■「F値」を変えて背景をぼかす!
今回の目標は、「背景がいい感じにぼけた写真を撮る」「一瞬を切り取った写真を撮る」の2つ。あれこれ試しながら練習してみました。
さっそく、背景のぼけた写真にチャレンジ。まずカメラを「A/Av(絞り優先オート)」モードに切り替えます。F値だけを任意の数値に設定でき、それ以外の項目はカメラにおまかせできるモードです。
ひとまず、そのときの数値のまま撮ってみました。
次に、F値を小さくして撮影。
このように、F値が低いほど背景のぼけは強くなります。また、被写体に近づく(ズームする)こともポイントです。この調子で練習してみました。
逆に、背景をぼかさずに全体をはっきりと見せたいときは、F値を大きくして撮影します。
まとめると、背景をぼかすポイントは3つ。
- カメラを「A/Av(絞り優先オート)」モードに切り替える
- 「F値」を小さくする
- 被写体に寄る(ズームする)
■「シャッタースピード」を速くして躍動感を出す!
次は、「一瞬を切り取った写真」にチャレンジ。まず、シャッタースピードを調節できる「S/Tv(シャッター優先オート)」モードに切り替えます。カメラによっては、動きのある被写体を撮るのに最適な「スポーツモード」を搭載するものもあります。
ひとまず、撮ってみました。
次に、シャッタースピードを速くして撮影。
一瞬を切り取った躍動感のある写真になりました。同じ被写体でもシャッタースピードを変えるだけでイメージが違ってきますね。それでは練習。
作例が水ばかりで恐縮です…。今度は動物とかスポーツ選手を撮ってみようかな。
まとめると、躍動感ある写真を撮るポイントは3つ。
- 「S/Tv(シャッター優先オート)」モードに切り替える
- シャッタースピードを高速にする
- 一瞬を見極める
反対に、シャッタースピードを遅くするとこんな写真が撮れます。
もうちょっと工夫すれば「いいね!」がもらえそうなこの写真も、シャッタースピードを遅くするだけなので簡単でした。手持ち花火やペンライトを使ったり、複数人で絵や文字を書いたりすれば、もっとSNS映えする写真が撮れそうです。