大阪の町工場で作られるフライパン「ジュウ」が買いな3つの理由

■片手で扱えるスライド式ハンドル

そもそもどうやって着脱するかですが、写真を見てもらえば分かりますが、ハンドルは上下に分割されていてスライドする仕組み。ハンドルの凹部をリム下部の凸部に引っ掛けて固定する仕組みです。たったこれだけ! 驚きです。ちなみに、このシンプルな独自機構は特許出願中とのこと。

つまり、リムはお皿のように見せかけるためだけではなく、360度どこにでもハンドルを取り付けルために、構造的に重要な役割を持っていたのです!

持ちやすく丸みを帯びたハンドルは無垢の木材の削り出し。

ハンドル内部に強度のある金属の構造体を入れることで、重い鉄製のフライパンを支えられるようになっているのです。

無垢でキレイなハンドルを汚したくないから、料理の時はパンツのポケットに入れておいたほど。植物油などを表面に擦り込めば、味わい深い質感を楽しむことも可能だそう。鉄と木のいずれも、エイジングが楽しめるのもうれしいところです。

使ってみると分かる、そのこだわりにびっくり。これまでもハンドルが取れるフライパンは使ったことはありましたが、それとは別ものでした。

>> 10 FLYING PAN JIU


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(写真・文/&GP編集部 澤村尚徳)

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