3.フィット感抜群で着け心地もイイ!
手袋自体は伸縮性のある素材で作られているので、手にピタッとフィットします。一点、手を入れるリブ部分がさほど伸びないため、最初は入れるのに苦労しましたが、これも慣れればなんてことない。しかもその分しっかりフィットしてくれるので、手首側から風が入ってこない。
毛糸の手袋のようにモコモコしているわけではないので、細かい動きができる点もお気に入りのポイントです。本当に薄い皮を一枚着けているような感覚なので、手だけのようなイメージで動かせるんです。
さらに内側の手にあたる部分はフリースなので、肌触りがイイ。
薄いので、保温性は残念ながらありません。でも先ほど説明したとおり、そもそも氷点下10℃などといった厳寒な環境で使いたいわけではなく、あくまでも刺すような冷たい風を防ぐのが主目的。むしろ薄いので、そのまま電車に乗っても、違和感ないのがうれしい誤算でした。
■自転車乗る時に威力を発揮!
この「ウィンドストッパーイーチップグローブ」、やはり最大の強みは防風性にあります。ということは、冬の自転車にもピッタリというわけです。
冬の自転車乗車時は当然手袋はすると思います。そして乗っている時は、ブレーキやギアなどを操作するため、頻繁に指を動かします。そんな時にも、毛糸の手袋のようにもたもたすることなく、さらに風まで防いでくれるんです。
ただし一点だけ注意しなければいけないことがあります。それは“防水性がない”こと。
小雨程度なら中まで水が染みてくることはありませんが、自転車に乗っていて雨に振られた、なんて時は残念ながら中まで入ってきてしまいます。
おそらくこの手袋、自転車やバイクに乗る時にも使えるモノなんだと思います。最近のスポーツ自転車やバイクではスマホをナビ代わりにホルダーに付けて使ったりする人もいますが、これなら着けたままでも操作できちゃいますからね。実際に乗ってみても(ママチャリですが…)、寒くなく、指を動かしやすくて本当に快適だったし。
でも、しっかり手にフィットして、風を防いでくれて、スマホも操作できるって、別に自転車やバイクに乗る時以外でも使えるってことですよね。そう、通勤時とか。
だから買ってからは毎朝、家を出てすぐに着けてます。忘れたりすると、時間に余裕がなくても取りに帰るぐらい…。手袋にそこまでかけるなんて、と思うかもしれませんが、一度使い出すと、もうやめられなくなります。それだけの価値があると思いますよ。
>> THE NORTH FACE「ウィンドストッパーイーチップグローブ(ユニセックス)」
ウィンドストッパーイーチップグローブ(ユニセックス)
・素材:<表地>ナイロン90%、ポリウレタン10%/<平部>ポリエステル95%、ポリウレタン5%/<ライニング>、GORE-TEX Infinium WINDSTOPPER(表:ナイロン100%、裏:EPTFE)/<手首>スパンフリース(ポリエステル95%、ポリウレタン5%)
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(取材・文/&GP編集部 円道秀和)