[1]小さいこと
→治安の悪い国などに行く場合は特になのですが、スリ対策として、できればズボンの前ポケットに入れておきたい。そうなると大きい財布は×になります。
[2]小銭を取り出しやすいこと
→見慣れない、使い慣れていない通貨なので、支払い時にはどうしてもモタつきがち。しかも結局は、お札で支払ってしまい、気付けば財布は小銭でいっぱいなんてことも。パッと小銭全体を見渡しやすい構造であれば、必要な小銭も見つかりやすくなります。
[3]お札入れは2カ所以上でお札を折らずに入れられる
→日本円と現地通貨を分けて入れられれば、たとえば現金が足りなくなった場合、すぐに両替所で円を現地のお金に替えられて便利。そして、お札を二つ折りや三つ折りにしないと入らない場合、支払い時にお札をすべて取り出して、広げてから必要な枚数を取り出すという面倒が。それを避けるために、折らずに入れられればなお良しです。
[4]カードポケット付き
→やはりクレジットカードは欠かせません。1枚は持っていきたいところなので、取り出しやすい位置にカードポケットは必須です。
これらの条件を満たすミニ財布はないだろうかを探したところ、見つけました。それがこの、WKD/ER(ウイークエンダー)「coruri(コルリ)」(3240円)。
外観はシンプルなデザイン。幅9.5cm、高さ7.5cm、厚さ2.5cm。表側、裏側共にボタンで閉じるようになっていて、表側はお札入れ、裏側は小銭入れになっています。
素材は頑丈なコーデュラナイロン。ちょっとやそっとじゃヘタりません。
では、この財布に上記の条件が当てはまるのかどうか、ひとつずつ見ていきましょう。
[1]小さいこと
片手で握れるサイズ感。これならミニ財布といっても問題ないかと。ズボンの前ポケットに入れるとなると、ちょっと厚いかな~とは思いますが、タテヨコのサイズはバッチリです。
[2]小銭を取り出しやすいこと
ボタンを外すと、ガバッと開きます。このタイプなら、小銭入れ全体を見渡しやすく、見慣れない通貨でも必要なコインを探しやすい! レジ前でもたもたせずに済みそうです。
[3]2カ所以上のお札入れ
小銭入れとは逆側の、ロゴが見える面のボタンを外すと、お札入れが出てきます。段差が付いているので、取り出しやすい! お札を入れて財布を閉じると、お札は3つ折りになります。
[4]カードポケット付き
奥側のお札入れ中央部分にはカードポケットが2つ付いています。クレジットカードと現地で使う交通系ICカードなど、カードポケットは複数あるに越したことはないので、2つあるのはうれしい。
ちなみに手前にあるポケットですが、実はここ、カードサイズではないので注意。