■使い道①「モバイルバッテリー」
しかしまあ、いくら明るさを確保してくれるとはいえ、この真冬にキャンプへ行くほど、通でも熟練者でもありません。でもせっかく買ったルーメナーは使いたい。使い倒したい。本体サイズも小さいので、とりあえずバッグに入れて持ち歩いてみたんですが、いろいろと使い道があることに気が付きました。
まずはスマホを充電できる「モバイルバッテリー」として。
容量は10000mAhで、なかなかの大容量。高速充電機能こそないものの、バッグに入れておけば、これほど心強い味方はいません。とにかく最近はイヤホンもヘッドホンもワイヤレス化していて、充電しないと使い物にならないため、予備電源として使えるのは大きなメリットです。
■使い道②「寝室のブックライト」
続いて寝室。寝るとき、枕元に立てればブックライトとして活躍してくれます。昼光色にすればやわらかくなるので、読書もはかどる。コードレスなので置き場所は自由だし、もしもの防災時に緊急用のライトとして光源確保の役割もあります。
ただ光量が本当に強いので、LOWモードでも明るすぎると感じるかも。そんな場合は布や白い袋をかぶせて光をやわらげて調節してください。
■使い道③「デスクライト」
さらに仕事場であるデスク。ここでもぶら下げるだけでデスクライトとして明るさを確保してくれます。意外と使えるのが調色で、「仕事に集中したいとき」は真っ白な昼光色モード、「本を読みながらリラックスしたいとき」は暖かい電球色モードなど、シーンに合わせて切り替えると効率がアップします。
■使い道④「自転車のライト」
あくまで非常用ですが、自転車のライトとしても使えます。というのも、MAXはもちろんLOWでも光が強いので、市街地などでは明るすぎると思います。なので、人気や外灯がない場所で、防犯用として使うといいでしょう。もしくは下に向けて使うなど工夫が必要です。
■使い道⑤「夜釣り」
室内ばかりではなく、アウトドアで使いたいのが「釣り」。夜の釣行で足元が見えにくい堤防釣りなど、ヘッドライトに合わせて持っておくと、すごく役に立ちます。ただひとつ注意が必要なのは、「ルーメナー」は防水仕様になっていないこと。
一応、付属の防水防塵カバーはありますが、濡れた手で触ったり、水場に落としたりすると故障の原因になるので気をつけましょう。(「ルーメナー2」は防水仕様です)
とにかくアウトドア系では、荷物を軽量化するのも大事なポイント。コンパクトで持ち運びやすいルーメナーは、気軽に光源を確保してくれるので助かります。
* * *
途中で少し触れましたが、ルーメナーには「2」と「プラス」も登場しています。特に「2」は防水・防塵仕様になっており、さらに使い道が広がっています。携帯性を考えるなら無印のルーメナーで十分ですが、よりハードにアウトドアを楽しむなら、そちらも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
とにかく、アウトドア初心者にも使いやすいガジェット感満載のLEDランタン。バッグにひとつ入れておくだけで、いざというときに頼りになる相棒ではないでしょうか。さあ、もう少し暖かくなったら、またキャンプへ行こうっと。
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(取材・文/&GP編集部 三宅隆)