■取り外し可能なポーチが便利!
開くとフックで吊り下げられる収納ケースというと、洗面道具などを入れて、旅先のホテルの洗面所や風呂で使うというイメージかもしれません。でもこの“フックで吊り下げる”という機能、ホテルだけじゃなく飛行機の座席でも有効なんです。
飛行機の座席周りで荷物を置く場所といえば、前の座席の背面に付いているシートポケットが思い浮かびます。というよりは、ほぼここしかありません。多くの飛行機の場合、座席背面下部に付いていて、機内誌などが挟まっていますよね。新型飛行機の場合は、上部に付いていることもあります。
ここに細々した荷物を挟んだり入れたりしてもいいのですが、実はこのポケット、かなり深い。ボールペンを入れたとしても底まで落ちてしまったら探すのは大変。そこで活躍するのが「吊るせるケース」です。巻いた状態ではなく開いて、フックをポケットに引っ掛ければOK!
使わない時は、クルッと巻いてまとめてポケットに挟めば、ジャマになりません。巻くとそこそこの厚みになりますが、むしろ底まで落ちる心配もないし、シートポケット自体は大きく開くので、そこそこ厚みのあるモノも問題なく挟めます。
そしてこの「吊るせるケース」、他の巻けるケースにはない利点があります。それは、取り外しできるポーチが付いていること。
ケース中央部分に2カ所のホックで留められるポーチが付いています。ここに例えばパスポートとボールペンを入れておけば、国際線で入国カードを書きたいといった時に、ポーチだけ取り外して、テーブルの上に持ってくることも可能です。
狭い機内こそスペースを有効活用して、荷物をとっ散らかさずに過ごしたいものです。自分の座席を見つけたら、このケースだけバッグから取り出し、バッグは頭上の荷物入れにサッとしまってケースを手に座席に座る。これだけなら、時間は掛かりません。
また空港内でフライト待ちの時、ちょっとスマホを充電しておきたいなんて時にも、バッグ内に手を入れてごそごそ充電ケーブルを探すのではなく、このケースをバッグから取り出せばOK。さらに旅行や出張先のホテルでも、このケースを机の上に置いておけばいいなど飛行機内以外でも活躍してくれますよ。
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(取材・文/&GP編集部 円道秀和 写真/田口陽介)
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