パナソニックから常にキレイな面で拭き掃除してくれるロボが誕生!【最新家電レポ4選】

<家電女優・奈津子×安蔵靖志の最新家電連載【2018年1月】>

元SDN48で家電アドバイザーの資格も取得し、「家電女優」として活躍の幅を広げる奈津子さんと、AllAbout家電ガイドや家電アドバイザーとしてテレビやラジオ番組、雑誌やWebサイトなどで活動するIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志が、最新家電の注目ポイントについて語り合う連載企画。今回は2019年1月に発表・発売された家電製品を中心に紹介します。

■パナソニックから床拭きロボット掃除機が登場!

安蔵:パナソニックが同社初の床拭きロボット掃除機、小型ロボット掃除機、一風変わったハンディ掃除機を発表しました。特に注目したいのが床拭きロボット掃除機の「ローラン」ですね。

▲パナソニックが2019年1月に発売した「Rollan(ローラン) MC-RM10」(実勢価格5万円前後)

奈津子:回転ローラーが約5分半ごとに約30度回転する方式を採用しており、常にきれいな面で掃除できるため、きれい好きな日本人にぴったりだと思いました。

▲回転ローラーが約5分半ごとに約30度回転しながら掃除を進めていく

安蔵:先行するアイロボットの「ブラーバ」は装着したシートをそのまま使い続けるので、汚れた場所を通過した後は少し気になりますよね。その着目ポイントはすごくいいと思います。

奈津子:「シートモード」では市販のクイックルワイパーを使えるのがうれしいポイントです。専用モップと市販シートどちらも使え、水拭きとから拭きを選べるそうです。

安蔵:市販のお掃除シートを自動で巻き付けられる機能も便利でいいですよね。

奈津子:汚れている場所を集中掃除するスポットモードを搭載しているのも魅力的に感じました。走行しているところをみると「人が拭き掃除するような動きを再現している」ことがよく分かります。

安蔵:ロボット掃除機の「ルーロ」シリーズも小型の「ルーロミニ」が登場しましたね。

▲パナソニックが2019年1月に発売した「ルーロミニ MC-RSC10」(実勢価格7万円前後)

奈津子:バッテリー、モーター、プリント基盤などの主要部品を後部に一体配置したことで、本体サイズを約40%コンパクト化したそうです。

▲ブラシを片側にしたこと以外は従来モデルと中身をほとんど変えずにコンパクト化を実現した

安蔵:家具業界もロボット掃除機が入り込める“ルンバブル” 対応が進んでいるようですが、より狭い場所に入り込めるコンパクトさはありがたいポイントです。

奈津子:夜中でも使えるように運転音にも配慮し、自動モードより実感音を約20%カットした「音ひかえめモード」を搭載しているところもいいですね。集合住宅での近隣への音漏れや、在宅中など音が気になるときに運転音を抑えて掃除できます。

安蔵:上位モデルと違ってスマホ連携には対応していませんが、基本設計は同じでコンパクトというのは魅力ですね。

奈津子:内蔵のクリーンセンサーでゴミの量に応じて自動的にパワーと走行を制御してくれるのも高効率でいいと思います。

安蔵:スティック掃除機としても使えるハンディ掃除機の「MC-SBU1F」(実勢価格2万5000円前後)もユニークですね。

▲パナソニックが2019年3月に発売するハンディ・スティック掃除機「MC-SBU1F」(実勢価格2万5000円前後)

奈津子:レトロなデザインで、値ごろな価格も印象的でした。ぶら下げて収納するためのフックはなかなか合うものを見つけるのが難しそうですが、とにかくメチャクチャ軽い!

▲持ち替えるだけでテーブルの上から高い場所まで掃除しやすい

▲「極細すき間ノズル」を装着したところ

▲ユニークなスタイルで狭い場所も掃除しやすい「たてよこノズル」が付属する

安蔵:ハンディでは約530g、スティックでも約750gとかなり軽いですよね。スティック掃除機として使う場合、一般的なT字型ヘッドではなく、I字みたいなヘッドが付くのがユニークなポイントです。スティックをメインで使うのではなく、たまにフロアも掃除したいという感じの使い方ですかね。

奈津子:そうかもしれないですね。マキタの掃除機と同じような感覚で使えるので、若い人の一人暮らしなどでは支持されそうだなと思いました。グラファイトグレーとオリーブグリーン、カーマインレッドの3色がありますが、私が愛用しているパナソニックのヘッドホンにも色味が似ているオリーブグリーンが好きです。

【次ページ】シャークニンジャが無形文化財とコラボした限定モデルを発売

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード