■フジ医療器がAIを搭載するマッサージチェアを発売
安蔵:フジ医療器のマッサージチェア「サイバーリラックス」シリーズの最新モデル「AS-2000」(実勢価格52万8000円)が登場しました。新搭載の「5D-AIメカ」がユーザーの体型や筋肉の状態などを把握し、自動的に強さ、技、なめらかさをコントロールする機能を搭載しました。
奈津子:実際に使ってみると、確かに人間の手でマッサージされているような感覚を受けました。私は体が資本のタレントという仕事をしており、10代の頃から都内の色々なマッサージ店に大量に通ってきました。そのため技術にはうるさい方なんですが、これは本当に人の手のようで気持ちいいですね。
安蔵:私はマッサージチェアのゴリゴリと無理矢理もんでくるような感覚が苦手だったのですが、これはかなり優しいもみ味になりましたね。価格はかなりお高いですが、個人的には従来モデルの「AS-1000」から満足度が圧倒的にアップした感じがします。
奈津子:前モデルから中身が一新したのですが、カウンセリング、カラダチェック、施術と、本物のマッサージ師のようなマッサージができるようになったのが特徴だそうです。
安蔵:自分の体型に沿って動いてくれるので無理矢理ゴリゴリされるようなことがないだけでなく、もみ方が優しくなったのもうれしいポイントです。
奈津子:もみ玉のトータルの回転速度は前モデルと変わらないのですが、もみ動作中の速度制御ができるようになったことでメリハリをつけられるようになったそうです。これにより体感が大きく変わりましたね。
安蔵:そうなんです。マッサージ機特有のカクカクした感じがないですよね。
奈津子:速度制御を実現したことで、円ではなく点でマッサージできるようになったのが大きな進化です。ローラーが体の上を流れていくというよりも、押し込まれてゴリゴリ指で押されてリンパの老廃物がしっかり流されているような感じを受けました。また、首と肩の位置がピタッと決まる感じもいいですね。マッサージ機特有の「そこじゃないんだけどなあ~」ってズレてる感じがないんです。
安蔵:背パッドにはヒーターを内蔵しているのですが、ファスナーを外して前面にセットするとお腹周りも温められます。
奈津子:ただお腹の周りを温めるのには5分~10分ほどかかるそうで、冷え性の私としてはもう少しポカポカしてくれた方がいいと思いました。
■パナソニックが家電連携が可能なスマートスピーカーを発売
安蔵:パナソニックがスマートスピーカー「コエリモ」を発表しました。いわゆる「家電リモコン」機能を搭載するモデルですが、赤外線だけでなくBluetoothやWi-Fi経由で家電を操作できるというのが強みです。
奈津子:我が家ではNature Japanの「Nature Remo(ネイチャーリモ)」を導入していて、なかなか便利かつ安くてよかったのですが、ネイチャーリモは初期設定がなかなか難しかったんですよね。
安蔵:真夏の暑い日に外出先からエアコンをオンにしたりできるのはかなり便利なのですが、初期設定はどれも楽ではないですね。
奈津子:特定のメーカーの家電とスマートスピーカーを接続させて音声操作で照明やエアコン、テレビなどを声で操作できるのは本当に便利なんですが、接続可能な家電メーカーは現時点では制約があるそうです。連携可能なメーカーは随時増やしていくとのことです。
安蔵:BluetoothやWi-Fiも使えるとなると、応用の幅は広いですからね。ほかのメーカーとの連携も積極的に進めてほしいものです。
(取材・文/安蔵靖志 奈津子)
ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」