■超音波水流で口内の汚れを撃退!
まず簡単に性能をご紹介。「ジェットウォッシャードルツ EW-DJ71」は、タンクに入れた水(約600mL)をノズルから発射し、歯周ポケットの汚れを除去できるというもの。バブルが弾ける際の衝撃波により超音波が発生する「超音波水流」が大きな特徴となっています。
使い続ければ、約1週間で歯茎の健康を促進するとのこと。ウッキウキで使ってみたのですが、…最初は「なんじゃこりゃー!」という大惨事に。
まず、水流の強さを自分で10段階設定できるのですが、いきなり調子に乗ってMAXで口に向かって噴射したところ、周りに水が飛び散って洗面所がビチャビチャに…。そう、いつもの歯ブラシ感覚で使ったのが失敗の元。これは既存の歯ブラシではないので、完全に口の中にノズルを突っ込んでからスイッチオンしないと、こうなってしまうわけです。
さらに、うっかり冬場の寒い時期に水道水を使ったせいで口の中が冷たくて痛い! なにこれ罰ゲームか、と言いたくなってきたところ、説明書をよく読むと「ぬるま湯にも対応」って書いてある。なるほど、お湯を入れればいいのかと。ちゃんと理解せずに使ってごめんなさい。
■まずは低水流から試すのがベスト
気を取り直し、水流もレベルを下げて、ぬるいお湯で再チャレンジしたところ、「お、おぉ。これは…」と口の中に新感覚が。歯の表面にビシビシ当たる水が心地いい。使い慣れるほどに、表面だけでなく裏側や奥歯の方までコントロールできるようになっていきます。
と、ここで口から流れ出た水に驚愕。
一応、昼食後に歯磨きをしたはずなのに、なんか食べカスみたいなのがいっぱい浮いてる! いやいや、これは…と自分にドン引きする事態。しかし、水に浮かぶ恐ろしいがビジュアルの反面、歯の表面がツルツルになってるし、歯間のゴミも取れて口の中はスッキリ。口を閉じて使えるようになってから、水しぶきが飛び散ることもなくなり、妻の機嫌も良くなりました(笑)。むしろ興味が湧いたようで、今では一緒に使っています。
■レベルを上げると実感するウォッシャーの効果
さて、慣れてくると、どんどんクセになりはじめる爽快感があるのですが、歯茎のマッサージにも最適です。水流も部位別に強弱をつければ効果てきめん。600mlという大容量タイプにも関わらず、もっと長時間使いたくなるほど。
特に奥歯の方が個人的に食べ物を引っ掛けやすく、歯ブラシでとりづらいのですが、ジェットウォッシャードルツで狙うことにより、一発でスッキリします。最初は歯茎に当てたとき出血していたのも、1週間を過ぎると大丈夫に。これって、歯茎が強くなったということか。
* * *
最初は性能を疑いそうになったジェットウォッシャーですが、今ではヘビーユースしています。手入れも簡単で、ノズルやタンクを丸洗いできるとこも好印象。替えノズルで家族も共有し、みんなハマりつつあります。使い終わったあとは、口の中のネバネバがなくなって、スッキリ爽快。本体は約970gと軽量で、持ち運びも可能です。口臭予防や、歯茎の健康などを考えている人は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
>> パナソニック「ジェットウォッシャードルツ EW-DJ71」
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(取材・文/&GP編集部 三宅隆)
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