興味深いヘンテコ生物が集合!「へんないきもの展3」が“へん”に磨きがかってた!

■キモ~い生物から、謎のカワイイ系動物まで!

入り口を入って最初にお出迎えしてくれるのは「ワニガメ」。岩と見間違うかのようなゴツゴツ感と圧倒的な存在感はインパクト抜群です。

▲「ワニガメ」。こちらが見えているのか、カメラ目線もバッチリいただきました(笑)

その横には、今回の企画に携わっている早川いくを氏のコメントが掲示されています。早川氏は「へんないきもの」(新潮文庫)や「へんないきもの へんな生きざま」(エクスナレッジ)を始め、へんないきものに関する著書を多数上梓。

また、近年は水族館の企画展示にも参画されている著作家様です。今回展示されている生物への解説文も手掛けており、早川氏独特の解説や表現も見所のひとつとなっています。

▲早川氏による企画コンセプトと展示生物の解説。わかりやすく、また堅苦しさ皆無の楽しい文体で好評を博しています

最初の小広いエリアでは、「ハナミノカサゴ」「ジャノメナマコ」「フジツボの仲間」「クモヒトデの仲間」「トラウツボ」と、海に生息するへんないきものを中心に展示。

▲「ハナミノカサゴ」。華やかな模様やヒレは、他の生物に対する「毒がありますよ」というアピールなんだとか

▲「クモヒトデの仲間」。全世界の海に生息し、分類が困難になるほど多くの種類がいます。

▲水槽を下から覗き込めるようになっています。

▲「トラウツボ」。ウツボ類は「口の中に『もうひとつの口』がある」ということが、最近になって発覚したんだそうです。エゲつないフォルムだ…。

海洋生物エリアにもかかわらず、なぜかメインで「アンゴラウサギ」が展示されています。違和感たっぷりですが、不思議と癒されます。

▲「アンゴラウサギ」が2羽います。もふもふもふもふもふ…(エンドレス)

【次ページ】不可思議な生き物たちのオンパレード

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