と、その前に、まずは構造を確認してみましょう。
そして実は深さがあります。
ということは、片側だけをフライパンのようにも使えるってこと。中央のより深い部分に卵を落とせば、目玉焼きが作れそう。他にもちょっと肉を焼くぐらいなら余裕でこなせそうです。
パーツはすべて鉄なので武骨さはハンパないわけですが、スキレットのようにも使えるというのはうれしいかも。
しかーし! 鉄なので、使うまでにやることがあります。それが“シーズニング”です。
■鉄は育てるモノ!
スキレットを使ったことがある人はご存知かと思いますが、鉄は何もせずそのまま使うと、表面の気泡にニオイが入り込んで、次の料理時にそのニオイがついたり、錆びやすくなったりします。そこで最初にやらなければいけないことがシーズニングです。さっそく自宅のキッチンで作業開始。
これを両面やればシーズニング完了。鉄製のクッカーは、水気が大敵。使って洗ったあとは必ず火にかけて水分を飛ばしてやる必要があります。また最後はオリーブオイルを表面に塗ってから片付ける。これを繰り返すことで、育っていくんです。
シーズニングが終わった状態の「ホットサンドクッカー」。これだとあまり変化がわからないですね。
まだまだ赤ん坊状態です。目指すは、中華料理屋の使い込まれた鉄の中華鍋。あの黒光りした鉄鍋はやはり憧れます。どんどん使って、育てていくぞ!
シーズニングが終わったので、近所の河川敷に持ち出して、さっそくホットサンドを作ってみました。