■おいしさのポイントは二層で回るミキサー
マヨネーズを手作りするときに必要なのは、卵、酢、塩、こしょう、食用油。究極のMYOでも基本はこの食材を使用します。
まずは土台となるメカボックスに「メレンゲカップ」をセット。なかにメレンゲファンを差し込みます。
次に、メレンゲカップの縁に「黄身トレイ」をセットして、生卵を割り入れます。こうすることで、白身だけがメレンゲカップに落ちる仕様です。
黄身を落とさないように黄身トレイを外したら、メレンゲカップにマヨネーズカップをセットします。セットしたらマヨネーズファンをセット。
マヨネーズカップに黄身を入れたら、付属のスプーンAで酢を約1杯、塩ひとつまみ、こしょう適量を加えます。計量用のスプーンが付属するので分量がわかりやすくていいですね。
あとは、オイルロートでフタをして、ミキシングスイッチを押します。まずは約2分間撹拌していきましょう。
2分撹拌し終えたら、スプーンB約3杯分のサラダ油をオイルロートの上部に入れて、さらに約3分撹拌します。油を加える際は撹拌したままで構いません。
撹拌を終えたマヨネーズはこんな感じ。黄身はトロリと、白身はしっかりツノの立ったメレンゲになりました。あとはボウルでこのふたつを軽く混ぜ合わせると、究極のマヨネーズの完成です!
完成したマヨネーズはとろんとろん。マヨネーズというよりはドレッシングに近い印象を受けます。でも匂いはマヨネーズ。なんだか不思議です。
茹でたブロッコリーにかけて食べてみたところ、ほどよく酸味がある、想像以上に軽い口あたり! マヨネーズといえばこってりしたイメージですが、これは罪悪感も軽減されそうな軽さがあります。
「マヨネーズのようでマヨネーズじゃない」というのが正直な感想。とはいえ、添加物なども気にしなくていいですし、自分でいろんなアレンジができる楽しさがあります。サラダ油でなくオリーブオイルやごま油を使う、酢の種類を変えるなど、組み合わせ方は自由自在。料理に合わせて作るマヨネーズを変えるのも面白そうです。