■撹拌時間を延ばすとコッテリ感アップ!
取り扱い説明書を見ていると、メレンゲを混ぜないままの「さらマヨ」、マヨネーズ半量とメレンゲ全部を混ぜる「ふわマヨ」に加え、「こってりマヨ」というものも紹介されています。これは、先ほどと同様、2分&3分の撹拌を終えて、さらにマヨネーズだけ2分撹拌してからメレンゲと混ぜ合わせるというもの。
こってりマヨは、黄身がしっかり泡立っている分、メレンゲとしっかり混ぜるのが少し難しい感じがしました。通常よりもボリュームも増え、もはやマヨネーズとは思えないレベル!
せっかくなので、このマヨネーズを食パンに塗って焼いてみたところ、これは絶品! マヨネーズというよりも、「マヨネーズ味のメレンゲ」を食べているような感じがします。適度に水分が飛んだことで味の濃厚さが増していて、コンビニの食パンが高級食パンになったような錯覚を覚えました。
この究極のMYOで作ったマヨネーズは、単体で食べると「これはこれでアリだな」くらいの印象でしたが、トーストのように料理に使うと大きくレベルアップするのかもしれません。毎回マヨネーズを手作りするのは面倒でも、マヨネーズが必要な料理のときにはぜひ活用したいところ。
ひとつ問題を挙げるとすれば、パーツが多いので、必然的に洗い物が多くなってしまう点。連続で作るときも、1回使うたびに洗わなければなりません。
「究極のMYO」は税抜4500円。この値段なら自分でも購入しやすいですし、料理が好きな人やマヨラーの人へのプレゼントにも良さそう、究極のMYOで“マヨネーズ道”を突き詰めてみませんか?
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(取材・文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。