■持ち手やループなど使い勝手の良さもポイント
さて、“光はいっぱい当てましょう”ということ意外にも、細部を見ると他にも気になるポイントがあります。それがパネルの端っこについているループです。これを駆使すれば、日当たりのいい場所に引っ掛けて使えるというわけ。
パネルの四方に2つずつで計8個ついており、使い方はいろいろ。木だけでなくリュックにも縦に折りたたんで吊るせるようですが、パネル面が少なくなるので光量問題が起きそう。ただスマホケースのカラビナなどを絡ませれば、充電しながら音楽を流すといった使い方もできます。あ~、充電を気にしなくていいって素敵。
パネルを覆うファブリックはバリスティックナイロンなので、まさにアウトドアでガンガン使っても問題なさそう。多少の汚れや水気は弾いてくれます。さすがに端子部分は濡れたらアウトでしょうけど。
■モバイルバッテリーに蓄電すれば電気代0円
持っていると安心感が違うソーラーチャージャーですが、当然ながら蓄電はできません。リアルタイムで充電するのみ。使ううちに「なんだか電力がもったいないな」と思い始めて気がついたのは、モバイルバッテリーに蓄電(充電)すればいいんじゃん!ということ。
手持ちのモバイルバッテリーでもいいですし、最近は超大容量の10万mAhを超えるポータブル電源があります。意外と電気代もばかにならないので、快晴の日は自宅の庭やデッキで電気を貯めるのもエコです。
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スマホ、デジカメ、イヤホン・ヘッドホン、モバイルバッテリー、LEDライトなどなど、本当に身の回りの電気製品が増えたと感じる今日このごろ。急に災害が来てコンセントから給電できなくなるとも限りません。非常用としても優れた高出力ソーラーチャージャーで、ライフラインを確保しておけば、いざというときの心強い味方になってくれるでしょう。
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(取材・文/&GP編集部 三宅隆)