”ながら聴き”の新定番!軽くて長時間使えるソニー「SBH82D」【イヤホンレビュー】

もっとも、この「SBH82D」にはXperiaとの連携のような機能はなく、iPhoneと組み合わせても全く同じです。キャリングケースは付属していません。

やはり特徴は“オープンイヤースタイル”。イヤホン部分はU字型のような外見で、ユニットを耳の後ろに固定しつつ、伸びた音導管で鼓膜に向けて音を放出する構造です。外側のドライバーユニットは13.6mmの大口径で、低音の量感もアップさせた作りになっています。

音導管の先に付いているパーツはイヤーピースではなく、耳にフィットさせるための“リングサポーター”。あくまで耳の穴の入口に固定するだけで遮音性はなく、中央部には穴が空いています。

耳の下側、付け根部分に挟むようにして、リングサポーターを差し込むように装着してみると、このリングサポーター部分が全体を上手く支えてくれて、全く重さも感じず収まります。メガネのツルに干渉しない点も良いですね。

装着時には首の後ろにネックバンドを回すスタイル。バンドは柔らかなシリコンで取り回しがしやすく、重さは25.5gと装着時に負担を感じることはほとんどありません。バンドの左右両側先端にリモコンボタンが付いているので、手を伸ばしてボタン操作もできます。

ボタン配置は左側が「音量+/-」と再生と停止でも使用する「マルチファンクションキー」。ちなみに音楽再生中にマルチファンクションキーを2度押すと曲送り、3度押すと曲戻し、長押しで音声アシスタントを呼び出せます。右側は電源ボタンを搭載。通話用マイクとNFCも右側にあります。バッテリー駆動時間は7.5時間を確保していて日常使いには十分な長さでしょう。“ながら聴き”で使うなら、長時間駆動はうれしいポイントです。

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