■焼き上がりは本当に速くて、食感はサクッとモッチリ!
瞬間発熱と熱風循環を組み合わせた“すばやき製法”で実際にトーストを焼いた感想は、リアルに「速っ!」。
セットしたトースト専用焼き網のセンター(1枚焼きの場合)にパンを置き、ダイヤルをコンベクション「入」、温度は「280℃」、時間は「1分」に設定。待つこと1分でトーストができあがります。しかも、外はサクッと中はしっとりモチモチ。特に厚切りのパンだったので、中に水分がちゃんとキープされているのを実感できました。
焼き加減は好みに応じて時間調整をすればいいのですが、気になったのが焼きムラ。使用した機材の個体差なのか、置き方なのか分かりませんが、焼きムラがあり、何度試しても奥側1/3の焼きが浅めでした。確認したところ、食パンを横に置いて焼くと色ムラなく美味しく焼けるそうです!
とはいえ、この焼き時間の速さは大きな魅力! 1分1秒が惜しい朝の時間には強い味方になってくれるはずです。
今回は4枚切りのパンを使用。写真は、焼いている途中でパンを回転させて、色が薄いところを減らしたため、若干濃い目に焼けています。
■トーストだけじゃない!オーブン料理もあたため直しもお手のもの!!
シンプルな見た目とは裏腹に、意外と多機能。あたため直しやオーブン料理も可能です。
特に、あたため直しはよく使うので、さまざまなパンや惣菜を試してみました。しっかり中まで温かく、外はパリッとしていて、チンするよりも格段においしい! のは間違いないのですが、パンごと、惣菜ごとに設定温度と時間がバラバラなので、1回ごとレシピブックを見る必要があります。違うジャンルのパン、違う料理なので仕方がない…のか。
もう1点。レシピブックに1個単位であたため直し時間が書かれていればいいなと思いました。
■トーストとおかずの同時調理も可能!
トーストだけでなく、なんとトーストとおかずを同時に作れるのも魅力。忙しいモーニングにはうれしい機能です。バタートーストと一緒に作れるのは、ほうれん草の卵とじ、ブロッコリーのグリル野菜、ズッキーニのグリル野菜、ベーコンエッグなど。
今回は、トーストと、目玉焼き&ソーセージを作ってみました。材料は、食パンとバター、ソーセージ2本、卵1個、サラダ油小さじ1です。耐熱容器にサラダ油を塗り、ソーセージと卵を入れ、220℃で3分30秒!たったこれだけ。
簡単なので時短朝食にもってこい! いろいろ試してみたくなります。
■いろいろ作りたくなるアレンジトースト
せっかくなのでアレンジトーストも作ってみました。
レシピブックには、ピザトースト、クロックムッシュ、ツナコーントースト、オイルサーディンのトーストなど、多彩なレシピが載っていますが、朝食で食べることを想定し、選んだのはベーコンエッグトースト!
レシピを覚えれば簡単。アッという間にできますが、ボリューム満点でカロリーが気になりました(笑)
トーストの焼き上がりの早さには感動! 平日朝時間の強い味方であることは間違いありません。またアレンジトーストやオーブン料理を作れるのも便利ですが、使いこなしに時間がかかるので、こちらはゆっくりと楽しみながら休日に使うのがいいかもしれません。
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(写真/下城英悟、澤村尚徳 取材・文/&GP編集部 澤村尚徳)