老舗米穀店に生まれた兄弟、五つ星お米マイスターである店主・橋本隆志と、米料理人・橋本晃治が展開する新しいスタイルのお米の商いが「八代目儀兵衛」です。
産地と旬にこだわったお米のギフトや、銀座・京都で人気を博す「米料亭 八代目儀兵衛」の日本料理など、彼らが提案する革新的な"お米の楽しみ"に注目が集まっています。
食べやすさにこだわった「玄米食」
白米の味わいを追求し続けてきた「八代目儀兵衛」が10周年を迎え、満を持して提案しているのが玄米粥。
出汁のふくよかな味わいと、食べやすく調理された食感は、従来の"玄米食"のイメージから一線を画す仕上がりになっています。
店主・橋本隆志氏に、玄米という食材を選んだ理由を聞きました。
玄米の健康効果はみなさん知っていらっしゃるんですが、それでも炊き方の難しさ、独特の食べ心地や香りなどから、敬遠なさることが多かったんです。それで、食べやすさや美味しさにこだわった新しい玄米食として"京だし玄米粥"を開発しました
８種類の「京だし玄米粥」
・京だし玄米粥
・生姜と野菜の玄米粥
・梅とひじきの玄米粥
・雑穀8種の玄米粥
・小豆と黒米の玄米粥
・味噌ときのこの玄米粥
・豆乳と湯葉の玄米粥
・抹茶と小豆の玄米粥
それぞれ印象的な味わいを持つ玄米粥を、試食してみました。ここでは、筆者が独断で選んだトップ3をご紹介！
NO.1【京だし玄米粥（プレーン）】
予想外にサラリとした食べ心地に驚き。出汁の味はあくまでほのかに、臭みがなく深い旨味が残る。おかずやご飯のお供との相性も良さそう。
NO.2【小豆と黒米の玄米粥】
えんじ色の滋味深いお粥。あずきの香りと噛み応えが心地良い。豆がお粥に重みとトロみを加えていて、お腹がしっとりと温まります。
NO.3【生姜と野菜の玄米粥】
たった今炊き上げたような、生姜の香りと野菜の食感が鮮やかな一品。しっかりとした味わいと、白菜の舌触り、レンコンの歯ごたえがリズムよく、元気が欲しい朝にぴったり。
朝食に、贈り物に、非常食に
京だし玄米粥が活躍しそうなシーンは様々だそうです。
常温でも美味しく食べられるので"開けるだけ"で、ヘルシーな朝食の出来上がり。
パッケージも美しいので贈り物にもぴったりです。2歳以上のお子さんも食べられるとのことなので、小さな子供のいる人に贈るのもいいかも。
そして、ちょっと驚きなのは"非常食"としての有能ぶりです。
1年間常温で保存ということなので、常備しておくと安心。栄養と一緒に水分を摂れるので、お水が不足する状況でもスムーズに食べることができるそうです。
京だし玄米粥の魅力は…
今回、筆者が全10種類の「京だし玄米粥」を試食して、何より驚いたのは、その"レトルト感"のなさです。袋の匂いがせず、お米の香りや食感が炊きたてのよう。
また食感の優しさも印象的でした。玄米を敬遠してきた人にもぜひ試してもらいたいシリーズです。
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