待ってた!CB缶で唯一無二の分離型、SOTO「FUSION ST-330」【アウトドア銘品図鑑】

「FUSION」以前は、「ST-301」というロングセラーモデルがありますが、その前身はSOTO誕生直後に登場したストーブ。30年近くほぼ同じデザイン、機能を維持している名品です。これにマイクロレギュレーターを搭載したのが「FUSION」…なんですが、比べてみると30年の進化が目に付きます。

「FUSION」がどう進化し、何がキャンパーの心をわしづかんだのか? 調べてみました。

 

■デザイン

「FUSION」のホースは、「ST-301」の黒いホースとは違い、「MUKA」や「ストームブレイカー」によく似ています。しなやかで、デザインも洗練されたように思えます。また、SOTOの分離型ストーブはどれも3本脚のゴトクですが、「FUSION」は待望の4本脚! 安定感抜群ですね。外形は410×120×H90mmです。

ゴトクをたたみ、ホースをまとめるとこんな風に片手で持てます。110×75×H90mmです。重量は250gで徒歩キャンプでも無理なく持ち運べますね。
ちなみにゴトクのたたみ方も、下部のネジを回す「ST-301」式ではなく、少し上に持ち上げてから横にたたむ「ストームブレイカー」と同様のたたみ方です。

点火スイッチは燃料のすぐわきに付いています。「ST-301」はバーナーの脇だったので、30年の間に大きく進化したことを実感できます。

燃料側のスタンドはこんな感じ。接続部分に小さなプレートが付いていて、これがいい仕事をしてくれます。コンパクトですが、転がることはありません。

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