焚き火に欠かせない火口(ほくち)の作り方【チャークロス編】

<不自由を自由にする野営スタイル>

<RYU's テクニック③>

「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

さて突然ですが、皆さんは焚き火をする際の火口(ほくち)は何を使ってますか?

火口は、最初に火を点火させる燃えやすいもので、焚き火をする上では欠かせない一番重要なアイテムです。

私は原則、ビバーク(緊急避難的に野外で宿泊をすること)を想定しながらキャンプをしていますので、さまざまな火口を常に携帯しています。もちろん現地(山の中などキャンプをする場所)で収穫をして、着火を行うこともありますが、白樺の樹皮、ダケカンバの樹皮、ファットウッド(松の油分が多く含まれている部分)、杉の葉など、常に良い状態の火口が手に入るかはわかりません。

雨天時で火口となるものが使いものにならないこともありますし、緊急時には早急に火をつけなければなりません。そうした場合に備え、火口は気づいたときに採取したり、作ったりして携帯しておくととても便利です。

今回は火口の中でも簡単に作れて、火着きがとても良い「チャークロス(炭布)」の作り方を紹介します。

【次ページ】火付きのいいチャークロスの作り方

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