■粉は中細挽きと書いてあるが…
説明書によると、豆50gを使って600ml抽出するとのこと。最初なので素直に従います。
さらに中細挽きの粉を使うと書いてあったのですが、あっさりしたものが飲みたかったので、あえて自宅のコーヒーミルを中挽きに設定し、50gをガーッと一気に挽きます。
豆を挽き終わってできた粉がこちら。ちなみに、もちろん買ってきた粉でもOKです。もしお店で挽いてもらう場合は「中細挽きで」とお願いしましょう。
挽いた粉をストレーナーに入れます。
そして、少しだけ水を入れる。
先に粉全体を湿らせておかなければいけないようです。
説明書では「マドラー等の長い棒でかき混ぜる」と書いてありますが、マドラーなんてないのでお箸でグリグリ。
底までしっかりまぜまぜしました。結構深いので、しっかりと。
全体がほどよく湿ったところで、ポットに装着。取り付けるとすぐにポットが曇ってきたぞ! そして最後に付属の小さなペーパーフィルターをのせます。
おそらく、落ちた水がこのフィルターに染みていき、フィルターをつたって粉全体に満遍なく水を染み込ませていくんだと思います。ドリップコーヒーを淹れる時は、最後にお湯をドリッパーに一気に注いで粉が浸るようにするため、粉全体にお湯が行き渡ります。しかし、真ん中からポタポタ落とすだけで、落とす場所も同じになってしまうこの方式だと、全体には水が行き渡らないですしね。ちなみにこのフィルター、50枚付属しています。市販のペーパーフィルター買って、真ん中に×の切れ目を入れれば自作できるかも…。