■あったほうが安心なもの
・パジャマ、スリッパ
今回、筆者が乗船したMSCスプレンディダの部屋はバスローブとスリッパが用意されていました。とはいえ、バスローブで寝るのは暑いので、パジャマを持参して良かったです。ただし、部屋のランクによってはバスローブとスリッパがないので、確認しておくと安心。

▲バスローブで寝ようとしたが、暑いので断念。パジャマのほうがリラックスできた
・トレーニングウエア
船内にジムがあるので、運動をする人はトレーニングウエアを荷物に加えておきましょう。もちろん、その場で購入することも可能です。

▲船内で身体がなまってきたと感じたら、ジムで汗を流すといい
・シャンプー、リンス
客室によっては用意されていることもありますが、普段使い慣れたものを持っていくと安心です。今回、実は持参せず、後悔しました…。

▲備え付けのシャンプーとリンスがあったが、髪質に合わず、髪の毛がきしんでしまった
・タンブラーや水筒
客室内には有料のドリンクしか用意されていないので、少しでも節約したい人はタンブラーや水筒を持参し、ドリンクバーで飲み物をくんで部屋に持ち込むといいでしょう。とはいえ、ミニバーのドリンク代もそう高いわけではないので、筆者はタンブラーを持っていましたが使いませんでした。

▲レストランでミネラルウォーターなどボトルのドリンクを頼んで、そのまま部屋に持ち込むのもアリ
・双眼鏡
これも筆者が今回のクルーズ旅で使わなかったもののひとつです。航路によってはイルカやクジラが見られることがあるので、持っていると役立つ場合もあると思います。
・酔い止め、常備薬
医務室で酔い止めや痛み止めなどはもらえます。ただし、普段から飲み慣れたものがいい人は持ち込むようにしましょう。
・モバイルバッテリー
船内はさまざまなアクティビティがあるので、意外と部屋にいる時間が少なくなります。そして、クルーズ船内はつい写真が撮りたくなる瞬間が多いので、モバイルバッテリーを持ち歩いたほうが安心です。
・小物が入るカバン
クルーズ中はクルーズカードとスマホさえあれば十分ですが、モバイルバッテリーや常備薬などちょっとした小物が入るカバンを持っているといいでしょう。
・本やガイドブック
船上は有料Wi-Fiが使えるものの、データ通信容量に応じた金額を支払う必要があります。船上でのインターネットの利用は最低限にし、空いた時間は本や渡航先のガイドブックを読むのがおすすめ。MSCスプレンディダの場合は図書室もありましたが、置かれている本は英語のものが中心。やはり自分で用意するほうが良さそうですね。

▲図書室でゆっくり読書を楽しめる。パソコンも用意されていた
・目覚まし時計
客室内に時計はありません。これは「時間を忘れてゆっくり過ごす」というクルーズ旅の醍醐味を味わうためです。とはいえ、クルーズ中はショーを観たり、食事をしたりと時間を意識するタイミングは多々あるので、携帯用の目覚まし時計を客室に置いておくと便利。もちろん、スマホを活用しても構いません。

▲クルーズ中は毎日新聞が配られる。アクティビティのタイムスケジュールが出ているので、これに合わせて予定を決める