■上着やカバンは「バッグとめるベルト」でスーツケースに固定しよう
お役立ち度:★★★★★
スーツケースにはしまえないものの、移動中や空港内では上着を羽織りたい。でも手に持って歩くのは面倒。また、リュックや紙袋を持って歩くのがわずらわしい場面もあります。そんなときにおすすめなのが、「バッグとめるベルト」です。
Amazon限定モデルは、バックル部分がABS樹脂でできており、軽量化が図られています。また、バッグなどが傷付きにくいという利点もあるようです。
使い方は簡単で、まずはベルトの片側の輪っかをスーツケース上面のハンドルに通します。輪っか部分はゴムになっているので、比較的扱いやすい印象です。
続いて、ベルトの上に荷物を載せ、荷物を挟んだままベルトのもう片方をスーツケースの持ち手部分にかけて固定するだけです。
使わないときはコンパクトになるので、折りたたんでスーツケースのポケットに入れておけます。持ち運びやすく、必要なときだけ取り出して使えるので、旅のお供にぴったりなアイテムです。
■紙袋から傘まで掛けられる「イージーハング」で片手を自由に
お役立ち度:★★★★☆
スーツケースを持っているときに、コンビニ袋や傘を持つこともあります。スーツケースのハンドルに掛けると、滑れ落ちないように手で押さえなければなりません。でも、できるだけ片手を自由にしたい。そんな望みを叶えてくれるのが、「Easy Hang!(イージーハング)」です。
スーツケースのハンドル部分両端に貼り付けるフックのようなもので、シリコンゴムでできています。裏面の両面テープを剥がして、ハンドルに直接貼り付ければOK。
実際にビールの小瓶が入った紙袋を引っ掛けてみたところ、思いのほかしっかり引っ掛かっています。ただし、これはスーツケースを安定した場所に置いて待ち時間などにちょっと荷物を引っ掛けるのがメインで、移動中は手で押さえながら歩く必要があります。
貼ったままでもハンドルを収納できるし、スーツケース自体の利便性は大きくアップ! とはいえ、ハンドルに直接貼るというのは少し抵抗があるかもしれません。見栄えを気にしないなら使う価値がありますよ。
■「ラゲッジベルト ウィズ スケール」で重量オーバー対策を
お役立ち度:★★★☆☆
旅先でお土産をたくさん買ったら、スーツケースが重量オーバーに…。せっかく詰め込んだ荷物をまた開けるのは面倒だし、事前に重さを把握しておくと安心です。
スーツケース用のスケールはさまざまなものが売られていますが、今回気になって使ってみたのが、「ラゲッジベルト ウィズ スケール」というスケールが付属したラゲッジベルト。
通常はスーツケース用のナンバーロック付きのベルトとして使え、重さを測るにはスーツケースに巻き付けた状態でベルトを持ち上げます。対応重量は3〜35kgなので、国内線国際線どちらもカバーしています。
今回、3泊4日の海外出張で筆者のスーツケースの重さは20.1kg。エコノミークラスは1個あたり23kgまでなので、かなりぎりぎりでしたね…。
重さがわかるのはかなり魅力を感じたのですが、大きくて重いスーツケースを3秒浮かせてキープするのがやや難点。これさえクリアすれば、旅行でお土産をたくさん買いがちな人にとっては、スーツケースの目印兼スケールにもなる一石二鳥な旅グッズです。
■ネットに入れたまま洗濯できる「バッグ型洗濯ネット」
お役立ち度:★★★
帰宅後に待ち構えているのが、スーツケースの荷解き。お土産を出したり、洗濯物を洗濯機に入れたりと、準備と同じくらい面倒な作業のひとつです。そこで、少しでもラクをしたいという人におすすめなのが、バッグ型の洗濯ネットを使うこと。
今回は「ズボラーネット」を購入しましたが、同様の商品がさまざまなメーカーから出ています。この洗濯ネットはバック型になっているので、スーツケースのなかでは収納ケースとして使え、そのまま洗濯できるのが特徴です。
そのまま洗えるというのがかなりラクなのですが、ぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、きれいに洗えないのではないかと不安になります。下着類だけを入れるなど、自分なりの使い方を追求したほうが良さそうです。
頻繁にスーツケースを持ち出して出張や旅行をする機会が多い人は、ぜひ気になったアイテムを試してみてください。
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(取材・文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
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