テントよりも手軽にプライベートな空間を確保できるカーサイドテント。通常のテントやシェルターとは異なり、一面が開いていて、そちらをクルマの脇や後部に接続します。クルマをポール代わりにするんですね。
似たようなものにカーサイドタープやオーニングがありますが、これらは文字通り“ひさし”。雨や日差しを防ぐ屋根を生み出してくれますが、視線を防ぐことはできません。
いくつかのブランドからカーサイドテントが販売されていますが、老舗らしい作りの良さを感じさせるのがogawaのカーサイドシリーズです。
2003年に登場したロングセラー「カーサイドリビング」は、オーニングにウォールをつけたような簡易テントとは一線を画し、裾にはスカート、窓まで装備した本格派だと根強いファンがいる製品です。
そして2019年春に新しくシリーズに仲間入りした「カーサイドシェルター」は、カーサイドリビングよりもわずかにコンパクトなサイズで、今どきの丸みを帯びたミニバンと相性抜群。瞬く間に人気者となりました。