最近話題のキャッシュレス。徐々にではありますが、日本でも現金を使わずに過ごせるようになった気がします。一方、世界に目を向けると、キャッシュレス化の方向性はさまざま。
アメリカのようにクレジットカードがあればOKな国もあれば、ヨーロッパに多いデビットカード&現金という国も。また中国では、WeChat PayやAlipayといったスマホ決済が急速に普及していたりします。
そして、まだまだ現金がないとはじまらない国もあります。東南アジア諸国では、大都市ならクレジットカードが使えますが、ちょっと地方に行くと現金がないと何もできなかったり。しかもやたら単位が大きくて、両替しただけで札束が手元にやってくる、なんてこともザラ。
そうなると問題になるのが財布です。やたら多いお札に加えて、小銭も入れたい。もちろん念のため、カードも入れておきたい。となると、そこそこの収納力を持つ財布が必要になります。もちろん盗難対策といった防犯面も考えなければいけない。
今回、1ルピア=0.0075円という“お札いっぱいになる国”インドネシアに行くことになり、この「財布どうするか問題」に直面しました。考えられる要件は5つ。
1. 軽い(中身が多くなるため財布は軽い方がいい)
2. 小さい(すぐに取り出せるようポケットに入れたいので)
3. お札&小銭をけっこう入れられる
4. お札&小銭を取り出しやすい
5. 防犯対策
まずは最近流行りの小さい財布から検討してみましたが、やはり収納力という面で厳しい。かといって、札入れを持ち歩くなんてナンセンス。そもそもポケットに入らないし。
いろいろと脳内シミュレーションしてみた結果、「もしかしてこれ、中学生の頃に使っていた“ペリペリ財布”がいいんじゃね?」という案が浮上してきました。
その方向性で探してみた結果、発見したのがアウトドアブランド、PaaGo WORKSの「TRAIL BANK - M」(3200円/税別)という財布です。これがまぁ使いやすかったんですよ。いったいどう使いやすかったのか、上に挙げた要件をもとに、詳細をご紹介します。
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