BRIEFINGのミニボディバッグが海外旅行での貴重品入れにピッタリでした

■体の一部になる薄マチデザイン

まずいいなと思ったのが、サイズ感。かなり小さめです。全体は三日月型になっていて、持つと体にピタッと密着します。そして薄マチ。

まったくマチがないサコッシュのようなタイプだと何も入れられませんが、少ーしだけマチが設けられています。これなら財布を入れても、財布の分だけバッグが膨らむみたいなこともありません。

ポケットは2つ。下のファスナーはマチがないので、レシートなどの紙類などを入れるのにちょうどいい。そしてメイン荷室は上のファスナーからアクセスします。このメイン荷室に、海外旅行にピッタリだと感じるポイントがあるんです。

それが、体側に設けられた小さなポケット。ここがパスポート入れに最適なんです。マチはなく、小さなモノしか入れられませんが、パスポートはちゃんと入りました。

海外旅行時に最も重要なモノは現金でもクレジットカードでもなく、パスポートです。だからこそ、腹巻きのようなポーチに入れたりして、文字通り肌身離さず持っておくわけですが、それに近いカタチで、さらにこのバッグならスタイリッシュに持ち歩ける。もちろん、いざ必要な時にはすぐに取り出せる。これなら言うことなしです。

またこのメイン荷室は、多少マチが付いているので財布も入れられます。これならスムーズに支払いもできるし、財布も肌身離さず持っていられる。さらにその裏にある隠しポケットのような場所にパスポートも入れられる。こりゃ助かります。

ちなみにメイン素材は、70デニールのリップストップナイロン。軽くて薄くて頑丈なので、ボディバッグのように体に沿うように持っても、動きを妨げることはありません。

だから、このように前持ちしても気にならない。むしろ、目に見える場所に貴重品を持っておけるから、安心だったりもします。

例えば街ブラの時、小型のリュックを背負いつつも、すぐに取り出したい財布や、絶対に失くせないパスポートは前掛けしたこの「TRAVEL SLING SL PACKABLE」に入れておく。そうすれば支払い時にもスムーズ。

“トラベル”と名が付いているだけあり、さすがに良く考えられたバッグです。もちろん実際に使ってみても、使い勝手、持ち心地、どちらも問題ナシでした。海外で貴重品どうしようと思っている人は一考の価値ありですよ。

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(写真/田口陽介 取材・文/円道秀和<&GP>)

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