■カラビナ付きでボトムやカバンに装着できる
このAirPods専用ケースには、上部にカラビナが付いています。ベルトループが付いているボトムなら、カチャっと固定してAirPodsを携帯できます。
金具は一般的なカラビナと比べてかなり小さいので、衣類やカバンに装着しても悪目立ちしません。PUレザーによる装飾もシンプルで上品です。
ケースのカバーは、スナップボタンでカチッと固定できるようになっています。よほどのことがない限り、勝手に外れてしまうことはないでしょう。カバーを開けた内側、つまりAirPodsが触れる面には、柔らかい素材が使われています。
実際に第二世代のAirPodsをセットしてみました。側面はケース蓋が被らない位置までカバーされます。
また、正面、背面ともにLEDインジケータが見えるよう、小さな穴が開いています。AirPodsは第一世代と第二世代でインジケータが付いている向きが違いますが、これならどちらをどういう向きで入れても大丈夫。
充電は、ワイヤレス・有線ともにケースを装着したまま行えます。ケースをつけたままQi対応のワイヤレス充電器に置いても大丈夫ですし、底面には穴が空いているのでLightningケーブルを挿してもOKです。
■ボトムに装着して使うならAirPodsの“向き”はこっち
実際に使ってみた印象として、ボトムに装着するときはAirPodsを入れる“向き”が重要だと感じました。ケースの蓋があるので、角度によってはAirPodsの蓋を開けてイヤホン本体を取り出しづらいのです。
そのため、衣類に装着して使用する場合には、GRAMAS COLORSのケースとAirPodsのケースの蓋が、それぞれ反対に開くようにセットするのが良いでしょう。
AirPodsは、この向きでケースを開くとイヤホンの左右が耳の左右とも対応します。そういう意味でもこれがベスト。
とはいえ、向きは自由に変わるので、そこまでこだわらなくても大丈夫です。カバンに装着するときなどは、先ほどと反対向きの方が使い勝手は良いかもしれません。AirPods本体を取り出すときには、AirPodsのケースを少し引き出すようなイメージで蓋を開けてあげると取り出しやすいはず。
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AirPodsのケースはポップなデザインが多いですが、こちらは車やバッグなどの革製品とコーディネートしやすいのが特徴です。AirPodsの携帯方法に悩んでいた人は、候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。
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