「ISARAU SMALL」は、コートエシエルの代表モデル「ISAR(イザール)」のDNAを継承したミニショルダー。サイズは約W39×H18xD7cm。小さくても、あの巻き貝のようなアイコニックなデザインを踏襲しているので、ひと目でコートエシエルだと分かりますね。オリジナルリサイクル素材“Eco Yarn(エコヤーン)”のメランジ調の色合いも魅力です。
ミニショルダーバッグ「ISARAU」は、2サイズをラインナップ。もともと写真右の大きい「ISARAU」が展開されていましたが、日本のユーザーの要望などから、左のひと回り小さい「ISARAU SMALL」が日本限定で登場しました。大きいほうはiPad Airが収まるサイズ設計で、荷物が少ない人なら仕事にも使えそうです。
さて、そんな「ISARAU SMALL」。やはり小さいからこそ持ち方が自在。たすき掛けで前に後ろに、ウエストバッグとして腰に巻いて。そして、どの持ち方でも使いやすいところが魅力です。今っぽい持ち方は、前にたすき掛け。荷物もすぐに取り出せるし、コーディネートのアクセントにもなります。
街歩きにラクチンなのは、後ろにたすき掛け。特にこのバッグは背中に沿ってフィットする作りなので、ストレスなく背負えます。
荷物の取り出しやすさで選ぶなら、腰に巻くのがベスト。あまり今っぽいスタイルではありませんが、この「ISARAU」のように、バッグ自体が洗練されていたらアリな気がします。
コンパートメントは2室あり、どちらも開口部に止水ファスナーを採用。素材のエコヤーンは撥水性に優れているので、多少の雨であれば荷物が濡れる心配もなさそう。これは嬉しい仕様。
前面のコンパートメントは、思ったほどマチはないものの、そこそこ幅があるので500mlのペットボトルを収納できます。というか、実はペットボトルが入るミニショルダーを探していたんです。夏に使っていたサコッシュはラクチンでしたが、ペットボトルが入らないのはやっぱり不便で…。そんな事情もあって、ミニバッグといえどもペットボトル収納サイズは必須なワケです。
そして体に近いほうのコンパートメントには、ポケットや仕切りが付いていて、小物を整理して収納可能。
ポケット部はクッション性があるので、スマホやモバイルバッテリーなどを入れるのに便利です。荷物を仕分けできるから、例えばカギと財布など、荷物同士がぶつかって傷つくこともない。だから内ポケット、好きなんですよね〜。
この後面のコンパートメントは、漫画の単行本がちょうど収まるサイズ。あまりにもジャスト過ぎて、コミックスのために設計されたとしか思えません(すみません!)。移動中に読む小説やコミックスが入るのは本当に助かります。これで『キングダム』をいつでも読み返せる(笑)。
コートエシエルは、デザインがおしゃれなのは言うまでもありませんが、フォルムはもちろんディテールにも注目。ミニバッグは軽さや簡便さが重視されるので、バックルなどのパーツは樹脂製がほとんど。そんな中、メタルバックルを用いて雰囲気良く仕上げるなど、こういった手を抜かない姿勢に好感が持てます。
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まずコートエシエルらしいデザインが魅力。メランジ調のダークグレーも好印象です。重くもなく軽くもない見た目で、秋らしい温かみを感じるカラーですよね。なのに撥水性が高いという機能的なところも◎。コンパートメントは2室あり、ペットボトルも入るサイズ設計で、収納性も申し分ありません。秋冬のお出かけバッグとして大活躍する注目アイテムです!
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(取材・文/津田昌宏)
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