PRO TREK Smartを3カ月使い倒したらソト遊びが上手くなった!

■山遊びもサポート&ログを残してくれる

さて冒頭で説明した通り、プロトレックスマートは釣りだけじゃなく、いろいろなアクティビティで使えます。というわけで、秋の紅葉でお供させたいのがトレッキングです。本気の登山はもちろんですが、低山を歩くときにも釣り同様に活躍してくれます。

まずはスタート地点で「Trekking」アイコンをポチッとな。はい、あとは自動で歩いた場所をGPSログでマッピングしてくれます。と、それだけでは面白くないので、トレッキングの際は搭載されているセンサーを時々チェックしてみましょう。

というわけで方位計測から。時計右下のボタンを数回押せば、コンパス機能が立ち上がります。方向音痴な当方としては、これほど心強い味方はいない…。とか言いながら迷ったりするので、地図も持っていくと万全です。

▲地図というアナログと、スマートウォッチというデジタル。初心者~中級者だからこそ、道具の力は大事です

なんといっても欠かせないのが、高度計測。自分が何メートル登ってきたのか視認できるって、励みにもなります。たとえば高尾山なら標高599mですから、「半分は登ったな」とか確認可能ということ。いつまで登ればいいのか分からない時ほど辛いものはありません。

その目安となってくれるのは、安全上からも重要だと思われます。そして何より、プロトレックスマート最大の利点はオフラインでも使えるということ。スマホの電波が届かない場所でも、GPSや各種センサーを元に現在地の把握や指針の助けになってくれます。

あらかじめ目的地の標高を設定しておけば、ゴールまでの残り高度や移動時間を確認。経過時間や移動速度を手元に表示してくれる機能も。「ゴールまで残り200mになったら高度表示を通知」など、残りの気力を後押ししてくれるのは、うれしいですね(笑)。

▲また釣りの場合と同じく、歩いたルートは後で確認可能。山の中は特にどう歩いたか覚えられないので、見返すと意外な発見があるかもしれません

また、バンド部分はコマとコマと間が細かいため、調整が自由なところもポイント。汗だくになって気持ち悪い場合は、服の上から留めると時計を気にせず、ばっちりアクティビティを楽しめます。

*  *  *

登山者が愛好するアプリ「YAMAP」と連携するなど、まだまだ使いきれてない機能が盛りだくさんな印象のプロトレックスマート。自分の好きなアクティビティをサポートしてくれるので、今まで知らなかったことや、振り返りによる経験値の向上に必ず役立ちます。

ちなみに、スマホとの連携によるSNSなどの通知なども便利ですので、意外とオフだけでなくオンでも使えます。もし仕事相手が打ち合わせで腕に着けていたら「もしかして釣りお好きなんですか?」など、話のタネになるかもしれませんね。

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(取材・文/&GP編集部 三宅隆、写真/松山勇樹)

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