iPhone 11対抗の大本命「Google Pixel 4」を使ってみた!

■Pixel 4はコンパクトで片手でも操作可能!

Pixel 4シリーズは2モデル。5.7インチの有機ELディスプレイを搭載するPixel 4と、6.3インチの有機ELディスプレイを搭載するPixel 4 XLから選べます。サイズと電池容量を除けば仕様に大きな差はないので、持ちやすさを重視するならPixel 4、画面の見やすさを重視するならPixel 4XLを選ぶのが得策です。

今回、使ってみたのはコンパクトなPixel 4。前モデルのPixel 3と同等のサイズ感で、横幅は68.8mmに抑えられています。「片手でも操作できるスマホ」と言い切っても差し支えないでしょう。

▲5.7インチの有機ELディスプレイを搭載するPixel 4。サイズはH147.1×W68.8×D8.2mmで、重さは162g。SIMフリー版は64GBモデルが8万9980円(税込・以下同)、128GBモデルが10万3950円

カラバリは、Just Black、Cleary White、Oh So Orangeの3色があり、それぞれ背面の質感や細部の色が異なります。共通しているのは、背面のカメラ部。カメラとセンサーを25mm四方ほどの黒いスクエアなスペースに凝縮。Pixel 4の象徴的なデザインになっています。

▲Just Blackの背面パネルはツルツルのグロス仕上げ。他の2色はマット仕上げで、さらりとした手触り。黒いカメラ部はわずかに出っ張っている

9月に発売されたiPhone 11シリーズもカメラ部はスクエアでしたが、レンズを強調するデザインになっていました。一方、Pixel 4は光を吸収する黒い部分を作り、そこにレンズを格納するという王道の仕様で、なおかつ進化したカメラの存在感を強調したという印象です。なお、カメラ部はわずかに突起しているのですが、ケースに入れて使うことで、この出っ張りが解消され、レンズのキズ付きを防止できます。

▲右サイドに電源ボタンと音量ボタンを搭載

▲左サイドのSIMスロットにnanoSIMを1枚装着できる。後述するが、eSIM(組み込み型SIM)も備えている

▲底部にUSB Type-Cポートとスピーカーを搭載。独立したイヤホンジャックは搭載せず、USBポートが兼ねる

【次ページ】カメラはさらに進化

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