なんだこりゃ! プレイランドですか?
ソニー本社内にある、社員食堂フロア。その奥にぐぐっと進み、ビュッフェコーナーの奥にあるのが、窓ガラスに囲まれた「リラックスゾーン」。
どうです、おしゃれぶり。これが社員食堂?
ランチ時間外もお茶をしたり、ノートPCを持ち込んで仕事をしたりと、多目的に使うことのできる空間です。
他の席からの視線が、柔らかに遮られるシートでは、打ち合わせをする社員も多いそうです。
またこのゾーンには面白い仕掛けもたくさん散りばめられています。
「ミニハウス」というシートは、どことなくプライベートで親密な空気感。
社食なのに。
なんだかお酒が飲みたくなるような……。
社食なのに。
この人工植栽で区切られたひとり掛けシートもなかなかいい!
筆者も座ってみましたが、すっぽり収まり感が心地よく、山中の苔むした石仏になったような気分です。
社食なのに。
これは集中できそうだ……。
さらにこの石仏スペースは、床が芝生風。
各所に電源があるというのも心憎い演出です。この床に直に座る猛者もいるとか。セントラルパークみたいです。
社食なのに。
色使いと形が楽しい、遊具みたいなコーナーも。
特等席の真ん中シートは、横向きにすっぽり収まるもよし、眼下に広がる芝浦水再生センターに向かって足を投げ出すもよし。
裸足になってもOK!
社食なのに!!
人気メニューは意外にも?
ああ、思わず肝心のメニューを忘れるところでした。
気になる「SONY本社ビル社員食堂 ビュッフェアイランド」の人気メニューベスト3はコチラです。
1位 鳥の唐揚げ
2位 トンテキ
3位 マカロニグラタン
……なるほど!
こんなオシャレな食堂だから、さぞかし何語かわからないようなカタカナメニューを召し上がっているのかと思いきや、やっぱり働く人の昼メシ!
パワフルで安心感のある定番に人気が集まるようです。
日替わりビュッフェは計り売りの和洋中料理
先ほどの「リラックスゾーン」は約4000平米の広大な社員食堂の一画に最近オープンした新コーナー。そのコーナーに隣接しているのが、4台のビュッフェ台を備える「ビュッフェアイランド」です。
「ビュッフェアイランド」には日替わりメニューが常時20種類揃っています。
安心感のある日本のお惣菜。
腹ペコの日には、コッテリの中華。
小粋なカフェランチ風の洋食。
これらの料理はすべて「計り売り」なんです。
値段は1g=1.2円(ライスは別料金でSS38円、S47円、M 77円、L108円)。
一般的な1人前の食事でおおよそ400円〜500円程度ということですが、「いろいろなものを少しずつ」だったり「今日はサラダだけ」など、自分に合わせた量と値段で食べることができます。
もうひとつ「お!さすがSONY」というポイントはベジタリアンメニュー。
外国人社員も多いこともあり、ベジタリアンの人が「生野菜サラダしか食べられない!」という状態にならないよう、毎日サラダ以外の料理も工夫されているそうです。
テイクアウトもOK!
さらに嬉しいのがテイクアウトサービスです。
専用のパックに、自分仕様のお弁当を盛り付けて。
忙しい日のオフィス弁に、天気のいい日の外ランチに、重宝しますね。
それにしても、いろんな意味でインパクトのある場所でした!
いやあ、社員食堂って楽しいですね!
(文/くぼきひろこ)
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