寒い冬キャンプを少しでも快適にするための道具5選

1.“快適温度”−10℃の「ダウンシュラフ」

私はほとんど真冬でも幕をフルオープンで寝てます。それを可能にするのが、ダウンシュラフです。私はモンベルの「ダウンハガー#0」を使用しています。快適温度が−10℃で限界温度−18℃ですので、関東の山で野営する分にはまったく問題ありません。タープや軍幕で風さえしのげば、本当に快適に寝れます!

ほかにも、米軍の払い下げのモジュラーシステムのシュラフも持っていますが、大きくて重いので、最近はほとんどこれで寝てます。

2.掛けたり敷いたり汎用性が高い「ブランケット」

冬に限らずオールシーズン持って行っているのが、エルパソ サドルブランケットの「ブランケット」です。手触りが気持ちよく、夏はこれだけかけて寝ても快適。

冬は寒ければ、シュラフの中に入れたり、下に敷いたり、体を覆ったり。そして、椅子スタイルの時は、お尻や背中が寒いときに、椅子に掛けてその上から座ると暖かいです。シュラフや、チェアを焚き火から守るために使うこともあります。

3.湯沸かしには欠かせない「ケトル」

ケトルは、イーグルプロダクツの「キャンプファイヤーケトル」を使用しています。入口が広いので、お湯を沸かすだけではなく、蒸し物もできますよ。お湯は、寒い冬は常に手に入る状態にしておくのが理想です。

お茶やコーヒー、インスタントのスープなどをすぐにいれられますし、湯たんぽ用のお湯や、食器洗いにも使えますね!

4.常に湯を使える状態にするための「保温ボトル」

前述したようにお湯は常に使える状態にしたいので、ケトルで沸かしたお湯を保温ボトルに入れとくととても便利です。夜はお湯割りでお酒を飲んだり、寒い朝に起きたてお湯を沸かすのが面倒な時に。そして、すごく寒いと水が凍ってしまっていることがあるので、それを溶かしたりするのに使えます。

私のお気に入りはペリカンの「32ozボトル」です。これ、実は約1リットル入るのですが、500gと非常に軽いのです。

5.地面からの寒さを防ぐ「登山靴」

実は、防寒対策において、靴はとても重要なのです。冬は地面からの底冷えで体温を奪われるケースが多く、私は山歩きもするので、登山靴とメリノウールのソックスは欠かせません。それだけで、足が寒いと思ったことは一度もありません。以前友人と一緒にキャンプした際に、その友人はスニーカーを履いていたのですが、震えてました。次の日登山靴を買ってから、とても快適そうでしたよ。ちなみに私の愛用はダナーの「ダナーライト」です。

* * *

いかがでしたでしょうか? そんなに特別な道具は使ってないですし、特段難しいこともしていません。ちょっとした装備と知識だけで、冬キャンプも快適に過ごせますよ。もちろん体を暖める焚き火は欠かせません!

冬は虫もいませんし、空気が澄んでいて、星もきれいに見えます。焚き火のありがたみが本当にわかる、最高の季節なのです。ぜひ冬キャンプを楽しんでください。

>> 連載 [不自由を自由にする野営スタイル]

(文・写真/RYU

RYU/横浜元町ミリタリーキャンパー

「不自由は自由だ!」をモットーに、不便さの中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしております。 経験、スタイルを問わず、少しでも参考になる情報を発信して行きたいと思います。Instsgramアカウント:@ryu chikazawa、YouTubeアカウント:Ryu outdoor ch #不自由は自由だ #アウトドアをこじ開けよう「初代 @sotoshiru アンバサダー」「@tobuy_official インフルエンサー」


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