【その1】防犯性が高い
こちらが今回購入したMAKE ART YOUR ZOOのメッセンジャーバッグです。イギリスのアーティスト「ガシアス by ラッセル・モーリス」とのコラボデザインのものを購入しましたが、ブラック、グレー、ネイビーなど柄なしのタイプもあります。
旅先でこれまで愛用していたのはショルダーバッグでした。その理由は「両手が空く」のと、リュックやトートバッグと違って「身体の前に持ってこられる」から。しかし、ショルダーバックはフタを開けると外に中身が見えてしまうのが不満でした。
しかし、MAKE ART YOUR ZOOのメッセンジャーバッグは、バッグを掛けたときに自分のほうに向かってフタが開きます。これならフタが目隠しになってくれるので、カバンをごそごそしても、人に見られる心配がありません。
ダブルジップ仕様なので、左右どちらからでも開閉できるし、外付けのオープンポケットがあるので、タオルやガイドブックなど頻繁に取り出すものを収納しやすいのもお気に入り。
また、海外では不安なのであまりしませんが、日本国内で使うなら表のポケットにスマホを入れておくこともできます。最近はスマホの画面が大型化しているので、服のポケットに入れておくと邪魔に感じることがあるはず。そんなときにこのポケットが役立つんです。
【その2】収納力が高い
実際に使い始めて「これはいい」と思ったのが、収納力の高さ。パッと見た感じは一般的なメッセンジャーバッグにしか見えないし、ショップスタッフに「意外と荷物が入るんですよ」と言われても「へー」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、実際に荷物を入れてみてびっくり。普段、海外旅行で持ち歩きたい荷物をひと通り入れても、カバンの中にまだまだ余裕があるんです!
今回収めた荷物以外に、ペットボトルの水やちょっとしたお土産なども余裕で収まりそうです。とはいえ、これまでのショルダーバッグにもこの荷物は収まっていたのです。しかし、これまでのものとの大きな違いがあるんです。それが、身体へのフィット感。
側面と底面にパッドが入っているのですが、身体の前に持ってきても後ろに持ってきても、きちんと身体にフィットする感じがあるんです。これ実は、しなやかなシートベルト素材を採用しているから。さらに、本体に対してハンドルが斜めに取り付けられているので、荷物の重みで自然に身体に沿ってくれるそうです。
また、フラットな状態で使えば、A4の書類やMacBook Air、iPadなども余裕で入ります。これなら旅先でPCを持ち運びたいときにも良さそう。なので、展示会の取材など、両手は空けつつノートやカメラをすぐに取り出したい場面でも、このメッセンジャーバッグを使うことにしました。
【その3】ヘビーに使える丈夫な素材
MAKE ART YOUR ZOOのメッセンジャーバッグは、雨やホコリに強い耐水性素材を採用しています。完全防水ではないのですが、タウンユースならこれで十分。しかも重さはたった330gなので、バッグ自体を重く感じることはありません。
また、ハンドルの長さは自由に調整できるので、キャリーバッグの上に取り付けるといった使い方もできます。シンプルなデザインのバッグを選べば、スーツ姿で出張する人も手軽に取り入れられそう。
肝心の価格ですが、今回購入したデザインは2万900円(税込)でした。無地のものは1万6500円からとなっています。MAKE ART YOUR ZOOのバッグは、日本製にこだわって職人が少量生産しているそう。旅先だけで使うと考えると少し高いかもしれませんが、日常的にタウンユースするなら十分検討の余地があるのでは?
今回はSサイズを紹介しましたが、もっと荷物を持ち歩きたい人はMサイズという選択肢もあります。「旅先やタウンユースできるバッグ」としてこのメッセンジャーバッグに魅力を感じたのですが、カメラバッグとしても使えるそうです。ぜひ自分なりの使い方を見つけてみてくださいね。
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(取材・文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
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