アメリカ車の魅力といえば、大排気量のV6やV8エンジンを搭載し、乗り味うんぬんよりも怒涛のパワーで押し切るところ…なんて思っている人も多いのでは?
「今時、そんな前時代的でステレオタイプなアメ車なんてありませんよ」と怒られてしまいそうですが、21世紀になっても真っ先に思い浮かぶアメ車のイメージとはそういうものでしたし、特にスポーツ系モデルはそれが色濃い印象でした。
しかし、先頃マイナーチェンジを受けた6代目のシボレー「カマロ LT RS」は、そうした印象を一気に覆す1台でした。何しろ搭載されるエンジンが、2リッターの直列4気筒ターボというのですから。果たして、排気量は控えめで、V6でもV8でもないカマロLT RSとは、どんなクルマなのでしょうか?
【次ページ】時代の変化を読み取り2リッター4気筒エンジンを設定▶
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