■イベントプログラムと当日の様子
さる11月20日、「日本でしかつくれないシェーバーの秘密に迫る ラムダッシュ Owners Meeting in パナソニック彦根工場」と題された、ラムダッシュオーナー限定のイベントが滋賀県の彦根市にあるパナソニック 彦根工場で開催されました。
会場となったパナソニック 彦根工場は1962年に操業された、「技術力」と「技能・人」にこだわり、日本でしかつくれない高付加価値の商品を作っているマザー工場。高度な加工技術と職人の技が必要な「5枚刃ラムダッシュ」もこの工場で製造されています。
プログラムは、ラムダッシュをはじめ美容・健康家電を製造する彦根工場のこだわりから、ラムダッシュの歴史や開発秘話、生産ラインの見学、クイズ大会まで実に多彩。解説編、見学編、体験編、意見交換会、ゲストトークで構成され、「ラムダッシュ」についてどっぷり浸かった6時間。以下のようなコンテンツが実施されました。
1.ラムダッシュとのエピソード
参加者とパナソニック社員が4つのチームに分かれ、まずは自己紹介とラムダッシュにまつわるエピソードをそれぞれチーム内で共有。限定品や長年愛用の品を持ってこられた参加者もいるほどで、ラムダッシュに対するエピソードが尽きません。
チームの代表が「ラムダッシュとの出会い」や「ラムダッシュの使用歴」「ラムダッシュにまつわるエピソード」を全体に発表しましたが、オーナーそれぞれの熱い思いが伝わってきました。
2.ラムダッシュの歴史と技術について説明
プログラムの最初を飾るのはやはりラムダッシュの歴史と、ラムダッシュならではの特徴について。技術担当者がスライドを使用しながら解説していくと、時折、頷きながら真剣な表情で聞き入る参加者。
リニアモーターの特徴や鍛造刃についてカタログやホームページでは知ることのできない細かな説明や、製造現場のここでしか見られない、刃が出来上がるまでの工程ごとのサンプルには興味津々でした。
3.デザイン完成までの過程を知る
普段目にするカタログやホームページからは読み取れないのがデザイン面について。今回は特別に京都にあるパナソニック デザインセンターの担当者が、歴代ラムダッシュに連綿と受け継がれているデザインの考えを解説。
最新ラムダッシュのデザイン開発ストーリーから、目指す姿、性能を引き出す形状まで、デザインスケッチとデザインモックを使って順を追って解説していきました。
デザインを解説する際には、参加者に粘土を握ってもらったり、こんなのがあったらどうだろうというモックをお披露目したり、まさにオーナーズミーティングでしか見られないプログラム。
これまで数多くラムダッシュを取材をしてきましたが、一度も見たことのないレアな内容でした。