まさに“寝耳に水”とはこのことだ。マツダがコンパクトカーの「デミオ」をマイナーチェンジすると同時に、車名を「マツダ2」へと変更した。
確かにその兆しはあった。2019年5月に発表された「マツダ3」は、フルモデルチェンジを機に「アクセラ」からネーミングが変更されていたし、先行して「アテンザ」も「マツダ6」へと名前が変わった。これでマツダは、商用車とOEM車種を販売する軽自動車、そして「ロードスター」を除いて、“マツダ+数字”、もしくは、「CX-5」などのように“アルファベット+数字”へと車名が統一されたことになる。
とはいえ海外市場では、以前から各モデルとも、そうしたネーミングで販売されていた。デミオ、アクセラ、アテンザと呼ばれていたのは日本市場だけであり、日本向けも海外市場と同様の名称に統一された、と考えれば、今回の変化も理解しやすいだろう。
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