冷凍の生食パンをトーストではなく“温め”でふわふわにできるんです!

■食パン以外のパンもふわふわに仕上がる

▲買って2日経った白パン。こちらは弱で3.5分加熱

食パン以外でふわふわの状態で食べたいといえば、白パン。こちらもよく買うのですが、買ったその日に食べないと、どうしても乾燥しがちなんですよね。

▲購入から時間が経った白パンが焼き立てのような仕上がりに

加熱し終えた白パンを食べてみると、表面は少し焼けている感じがするのですが、中はふわふわになっています。普段温めようとすると表面を焦がしがちなので、焦がさずにこれだけしっとりした仕上がりになるのは初めてかもしれません。

▲スーパーで購入した普通のどら焼きを「弱」で3分加熱

さらに試してみたのが、どら焼き。そもそも焼きたてのどら焼きを食べたことはないのですが、どら焼きの生地もふわふわならきっとおいしいはず!

▲自分で食べる際はもちろん、来客にも温めて出すとよろこばれそう

温め終えたどら焼きは想像以上に生地の甘い香りが際立ち、こうやって食べるのが正解だと思えるほど最高の仕上がりに! 生地がふんわりした食感になっているのはもちろん、餡も温まっているので、まさにできたてのどら焼きです。

そして個人的におすすめしたいのが、メロンパンの温め。

▲窯から出した直後のメロンパンをメロンパンブームの頃に食べたことがあるが、まさにそのときに味わったような、食感のコントラストが際立っていた

「弱」で4分加熱したメロンパンを食べてみたところ、表面のビスケット生地はさくさくで、中はふわっふわ! メロンパンはビスケット生地を食べるために買っていたのですが、しっとりしたパン生地になると中もおいしく食べられるんですね。

白パン、どら焼き、メロンパンは大成功でしたが、唯一電子レンジでの温めに軍配が上がったのが肉まんでした。「弱」で10分加熱したところ、表面の水分が飛んでしまい、肉まん特有のふっくらした食感がなくなってしまったのです。

▲肉まんは表面が固くなってしまったのが残念…。中はふんわりしていた

電子レンジで加熱したときのようにべちゃべちゃにならないという点は評価できますが、ここは素直に電子レンジや蒸し器を使ったほうが良さそうです。

 

■揚げ物の温め調理にも重宝

パンだけでなく揚げ物などの温めもヘルシオ グリエは得意です。スーパーで買って1晩冷蔵庫に入れたコロッケも、揚げたてのようにサクサクの食感に仕上がるんです。

▲専用のプレートに揚げ物を載せると、プレートの溝に余分な油が落ちる

揚げた翌日となると全体的に油っこい感じは否めなかったのですが、電子レンジで温めてふにゃふにゃのまま食べるよりはいいですし、オーブントースターのように表面は温まっているのに中が冷たいといったことはありません。

▲2日目のコロッケもおいしく食べられるのはありがたい

「ヘルシオ グリエ AX-GR1」の実売価格は3万2780円前後。食パンにこだわりがある人はもちろん、焼き立てのパンのおいしさを楽しみたいと感じている人はぜひ使ってみてほしい調理家電です!

>> シャープ「ヘルシオ グリエ AX-GR1」

 


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(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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