2秒は無理だけど約2分で設営!デカトロンの8990円テント悪くないぞ!

設営は、2019年アウトドアに目覚めた編集部・三宅にやってもらうことに。「こういうの使ったことあるよ」と豪語していましたが、はたしてちゃんと立てられるのか。

見るべきポイントはふたつです。

・商品名どおり“2秒”で立てられるのか

・片付けは面倒でないか

それでは一気にいってみましょう!

 

<設営>

▲ケースとなる袋にも大きく“2 SECONDS”の文字が。「なんでオレが…」とブツブツ言ってましたがここは無視して進めていきましょう

▲中からは円形に畳まれたテント本体が。ちなみに袋の内側にはポケットがふたつ付いていて、ペグとロープが入っています

▲全体を留めている黄色いヒモを外します

▲そのまま開こうとしたのですが、開かず…。実は手前にある赤いフックを外す必要があるのです

▲赤いフックを外したらテント本体が広がろうとするので、その力に任せて一気に広げます

▲テント自体はねじるように小さくなっています(ここ片付け時の重要ポイント)。そのねじれを戻してやると…

▲テントのカタチに広がりました。3kg台の軽さなので、ふわっと持てるんです

▲どっこいしょと地面に下ろせばテントのカタチに!

さすがに2秒とはいきませんでしたが、ここまで約15秒でした。初見で説明書も見ずにここまでいけるのはさすがポップアップテント。しかもかなり大きい!

上の画像を見ると分かるのですが、入り口部分とその逆側が反り返ってしまっています。なので、ペグを打たなければ地面に沿ってくれません。サクサクッとペグを打ち、約2分で設営完了!

今回はガイロープを使いませんでしたが、ちゃんと使うなら必ずガイロープを張ってペグダウンしましょう。

▲さっそく寝てみた

インナーテントのサイズは180×210cm。高さは101cmあります。たしかにこれだけ広ければ大人2人に子ども1人ぐらいなら余裕で寝られそうです。インナーテントの入り口と逆側は上部がメッシュになっていて、フライ(外側)を持ち上げてフックで留めれば、通気性も確保できます。

想像以上にちゃんとしていて驚きました。収納サイズは直径74cmと小さくはないですが、薄っぺらいのでさほど気にはなりません。

となると問題は撤収時。この手のテントって、片付けにコツが必要だったりするんですよね。そのあたりも含めて、実際にレポートしてみます。

 

【次ページ】撤収も簡単ならうれしいが…

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