2秒は無理だけど約2分で設営!デカトロンの8990円テント悪くないぞ!

<撤収>

▲収納袋に片付け方が描かれたシートが縫い付けられていました。文字はなく、すべてイラストというところがユニバーサル! 左下に再生マークがありますが、デカトロンのサイトには片付け方の動画がアップされています。どうしてもできない時はこちらも参照

▲まずはテント内の奥にある赤いフックを持ち入り口まで引っ張る。イラストにはオレンジ色で描かれていたので、最初オレンジのフック探しまくりました…

▲赤いフックをインナーテントごと引っ張り出したら、外側にある赤いフックに留めます

▲赤いフックを留めると、なんとなく円形になって、なんとなくまとまります。イラストのようにキレイにまとめようとしても無理なので、ここはなんとなくで

▲外側にある黄色いフックを2カ所留めます。ふたつあるので注意

▲最初に留めた赤いロープをグイッと引っ張り、円形をつぶしていきます

▲「うわー、なんかフレーム折れそう!」というぐらい一気に押しつぶしましょう。実はここが最大の難関

▲円を押しつぶして、無限大(∞)のようなカタチにします。1つの円を真ん中でひしゃげさせて、片方をくるっとひっくり返したような2つの円を作ってください。これホント難しい

▲2つの円ができたら、折り返して1つの円にまとめます。ここまで来たらゴールは見えたもの

▲外側に飛び出ている輪っかになった黄色いロープにはめれば…

▲あとは収納袋に入れるだけ。キレイに畳んで入れようなんて無駄なので、グイグイ押し込みましょう

▲よっしゃ、片付け完了! ちょっと膨らんでるのはご愛嬌

ペグを外してから袋に入れるまでに約7分かかりました。アウトドアギアを出荷状態のようにキレイに収納するなんて不可能なので、ちゃんと入ればそれでOK!

やはり、撤収はコツが必要です。特に大きな円をひしゃげさせて小さな円にするところはコツが必要です。でも、何度かやればコツはつかめると思います。ポイントは思い切ること。フレームが折れそうな気がしますが、そこをクリアしないと小さくはできません。むしろここさえクリアできればあとは本当に簡単。

インナーとフライの二重構造で結露も防げるし、夏場はしっかり換気ができるようになっている。収納状態は少々大きめですが、そこそこ薄いので、クルマに積みやすいはず。

テントの設営や撤収をパパッと素早く済ませられるということは、それだけ他のことに時間を使えるということ。作りもしっかりしているし、このテントで一晩過ごした三宅も「まったく問題なし」というように、普通のテントとして使えます。1万円を切る価格で、このクオリティ。デカトロン侮りがたし、です。

>> デカトロン

 


[関連記事]
薪ストーブの煙突用穴付き四角形のワンポールテントが誕生!

軍用テントをアレンジしたら話題のソロキャンにぴったりに!

大きいテントは立てるの面倒…。いえいえ、エアテントなら簡単ですよ


(取材・文/円道秀和<&GP> 写真/下城英悟)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする