■築97年の建物をリノベーション
K5は、1923年に建てられた第一国立銀行の外観はそのままに、内装だけをリノベーション、キュレーションして作られた施設です。
建築・空間デザインを監修したのは、スウェーデンのストックホルムを拠点に活躍するデザイナー集団「CLAESSON KOIVISTO RUNE(クラーソン・コイヴィスト・ルーネ)」。歴史的建造物の重厚感と素材感を尊重しつつ、北欧と和のテイストが適度にミックスされています。
「HOTEL K5」は全20室の小規模なホテルとなっており、「K5 Loft」「Junior Suite」「K5 Room」「Studio」の4種類から選べます。小規模ラグジュアリーホテルの世界的なネットワーク「Design Hotels」に加盟しており、宿泊料金は1泊1部屋約3万円〜15万円。
このホテルで印象的なのが、ベッドルーム。藍染のカーテンで仕切られており、提灯をモチーフに作られた大きなライトが目を引きます。
全客室にレコードプレーヤーやレコード、書籍が置かれており、ホテルでゆっくりくつろぎたい人にもぴったりです。
「K5 Loft」と「Junior Suite」にはバスタブもあり、湯船に浸かってゆっくり旅の疲れが癒せそう。日本のホテルでありながらも、少し海外のような雰囲気を味わえるのが面白いですね。