■ギミックがいかにもアウトドアブランドらしい
収納状態はとにかくシンプル。これが最大の売りであり特徴でもあります。ただし想像より重い。アウトドアギアは軽いモノが多いだけに、1.4kgという重さは、考えていたよりかなり重さを感じます。
本体をパカッと開けると、五徳と火口部分が登場。ちなみにここは使用時にカセットボンベを入れる部分になります。
そしてここからが変形コンロの真骨頂。一気に完成まで見ていきましょう。
これにて完成。ちなみに裏のポッチをしっかり押し込んで回転させないと壊れてしまうので注意。
五徳は少ない3つのタイプ。火口は内側に付いているので、外で使う時は風の影響を受けづらそうな点はいいですね。
使い方はガスコンロと同じ。左に回転させて着火します。一応3段階の目印はありますが、カチッカチッと止まるタイプではないので、微調整は可能です。
そして「組み立てたら火を点けたくなるよね~」などとブツブツ言いつつ、すかさず点火!
おぉ、結構な勢い。スノーピーク指定のカセットボンベ(「ギガパワーガスCBブタン(銀色)」)を使えば最大で2100kcalという火力だそう。SOTO「レギュレーターストーブ」でMAX2500kcal、イワタニの名作カセットコンロ「カセットフー マーベラスⅡ」で3000kcalと考えると、そこそこな気がしますが、風のない室内で使うなら十分高火力。外でだって問題ないレベルです。
そして火力よりも気にすべきことがあります。それが“熱問題”。
五徳と脚が一体になっていることや、一般的なカセットコンロと違い火口の下に何もないとことから、使用する場所によっては下(テーブルなど)に影響が出るそう。
とはいえ、この情報はあらかじめ知っていたので、シートはしっかり準備済み。
説明書にもある「GP-006R バーナーシートL」は3980円(税別)と少々お高い。それに、せっかくバーナーをカーキ色にしたのにシルバーしかない点がちょっと…。そこで色が近いロゴスの「ミニグリル耐火・断熱シート」(2700円/税別)を選択。多少はみ出るけど、火の周辺をカバーできればOKなので問題なし。それにこれなら、ソロ用の焚き火台にも使えるしね。
これにて準備は完了。
調理する前に、まずは何が置けるのか試してみることにします。それによって、使い方は変わってきますからね。