【東京→パリ】AF275
昼の12時過ぎ、ほぼ定刻通りに離陸した後、13:30頃にアペリティフとスナックがサーブされました。パック入りのおしぼりは、本物のタオル地でした。
アペリティフは、もちろんエールフランスならではのシャンパーニュをいただきます。
お供はエメンタールチーズの軽いスナック。しっかりととチーズ味がして、塩気もあまり強くなく、シャンパーニュにもよく合いました。
[1回めの食事]
アペリティフに続いて食事がサービスされます。チキンか魚の二択で、魚をチョイスしてみました。
○野菜とスペルト小麦のサラダ
○鱈のフィレ、海老、帆立貝柱の寄せあんかけ、にんじん、絹さや
○ライス
○味噌汁
○チーズ
○フランスパン&バター
○キャラメルチョコレートムース
○クラッカー(ナビスコプレミアム)
○ミネラルウォーター ECHIZEN 100ml(盛田)
○白ワイン
○ハイネッケンビール
○チョコブラウニー
サラダのスペルト小麦の食感がプチプチとしておいしく、ミックスベジタブル、インゲン豆、赤ピーマンと、野菜が多いのが嬉しい。鱈のフィレのあんかけは味付けがぼんやりとしていて、ワインのお供には役不足かな。
また、和食を選んでもパンが付くので、このチョイスは炭水化物過多気味でしょうか。チキンをチョイスした場合は、鶏胸肉のマスタードクリームソース添え、ローストポテト、ロマネスコブロッコリー、ベビーピーマンになります。
食事のお供にチョイスしたのは、「Beau chattel 2014 Cotes de Gascogne」。コロンバール&シャルドネの辛口白ワインで、フランス南西部のガスコーニュ産。187mlのペットボトルのままいただけます。
辛口だけれど、果実味豊かで、フルーティー感たっぷり。甘酸っぱさがあり、親しみやすい白ワインです。これはおいしくて飲みやすく、アルコールも11%とライトなので、軽めの料理にオススメ。鶏胸肉のマスタードクリームソース添えにも合いそうです。
食事が終わり、コーヒーがサービスされる段階で、前の人が食後酒を頼んでいたので、私もお願いしてみました。
コニャックかポワールのリキュールが選べ、昼間でしたがコニャックをチョイス。コニャックはミニボトルからプラカップに注いでもらえます。
コニャックをコクンと飲み、その後にブラックコーヒーと共に飲むとパラダイス~! アルコールに弱い方はお気を付けください(笑)
さて、ここからパリ到着まで長い時間が始まります。
最初の食事が終わって4時間後くらいに、棒アイスが配られました。明治の小ぶりサイズのアイスで、チョココーティングされ、ナッツがパラリとまぶされています。
アイスはいただいたものの、しばらくするとお腹が空いてきました。最初の食事が終わってから6時間経過しています。茶腹も一時、とパントリーに行くと、“人形焼き”を発見!これは嬉しい♪
[2回めの食事]
○コールスロー、コーン、玉ねぎ
○オレキエッテパスタ、トマトソース、グリル野菜、パルメザンチーズ
○チーズ
○パン&バター
○オレンジムース
○ミネラルウォーターECHIZEN 100ml(盛田)
○赤ワイン
○コーヒー
ポテトサラダに見えたコールスローがクリーミーで美味でした。これにもミックスベジタブルをはじめ、何種類かの野菜が入っています。
パスタは耳の形のショートパスタ“オレキエッテ”。柔らかくてむちっとした食感がいいですが、トマトソースがぼんやり気味。コショウをかけるといい感じになりました。
チーズはクリームチーズ的で、もう少しサッパリていて軽い塩気があります。そのまま食べても、パンに塗ってもOK。パンは山崎パンでした。
オレンジムースは、たまごの風味がパンナコッタ的。オレンジはトッピングですね。やさしい味にほっこり。
2食めのお供には赤ワイン「ROC DE BELAME Merlot Vin de Pays d’Oc 2014」をセレクト。南仏ラングドックのメルロですが、冷えすぎていて硬く、かなりギシギシした味わいだったのが残念……。
この日は天気が大荒れで、羽田便は朝からすべて欠航でした。
私の便は成田発でしたので、予定通りに離陸しました。雪や台風、大雨といった荒天の時、羽田の離着陸はダメでも、成田は大丈夫なことが多いような気がします。
このところは羽田からの国際線が多くなってきましたが、発着の安定性では成田に軍配が上がる?
(取材・文/綿引まゆみ)
ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。
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