薄いのに大容量!インケースの新作2WAYは荷物多めでも問題なしでした

■万能な見た目と使い勝手

インケースが登場した1990年代後半、日本ではレザーバッグが主流でした。そんな中インケースは、ジャケパンスタイルと相性のいいナイロン系のPCリュックをいち早く提案し、注目のブランドに。

シンプルなデザインはもちろんPCを収納するということに関して高いパフォーマンスを発揮するディテールが満載な点が人気の理由です。

普段、カジュアルで仕事をする身なので、実はスーツやジャケパンに合わせるリュックを持っていませんでした。いつか欲しいと思いつつも、つい先延ばしに…。

そんな時に出合ったのがインケースの2WAYブリーフです。

▲鉄板のジャケパンスタイル。PC持ちとしては必須で欲しいバックパックのパターン

▲2WAYならではのブリーフ持ち。電車内などではこのスタイルが地味に活躍します

▲シンプルコーデと相性がいい! 休日も使える合わせやすいデザインが◎

 

■今のビジネススタイルにマッチしたバッグ

▲電車に限らずコンビニなどでもその厚さで迷惑かけてました

荷物を少なくできない性格もあり、普段使っているのは大容量のキャビンゼロ。大容量なのにパツパツ…。

 

▲適度に詰めた状態。詰めてない状態では9cmの薄マチ

それに比べてこのインケースはマチ幅9cm。これはメインスペースの幅になり、フロントポケットやPCスペースに物を詰めなければこの薄マチでいけちゃいます。フロントなどに入れた場合は約14cm(編集部調べ)と、荷物を多くしたい時にも対応してくれるバッグです。

 

■2WAYブリーフのバックパックは、ついで感あってしょぼそう?

2WAYバッグや3WAYバッグには、なんだか取って付けたようなショルダーハーネスがありますよね。カップリング曲がカラオケバージョン、みたいな…。

アウトドア系や有名なバッグブランドはその辺しっかりしてますが、そこまで馴染みのないメーカーだとちょっと不安もあったり。

▲収納できるショルダーハーネス。しっかりした作りで肩の負担の少なさに驚き

でも、このインケースのバッグはPCを持つことを前提として存在するブランドだけに、2WAYながらもリュックとして使うストレスが一切なし。両A面のバッグです。

▲背負ったまま調整できる上に、余ったストラップを留めるゴムバンドが付いている。見た目的に嬉しいディテール

 

■縦でも横でも対応してしまうフロントポケットがキモ

▲右のポケットは浅く、財布に最適。左は深いので、スマホなどの収納に

このバッグの一番の特徴がフロントポケットの作り。縦使いでも横使いでも、携帯や貴重品をすぐ取り出せるようになっていて、さらに収納スペースは斜めにカットされています。これによって縦でも横でもストレスがゼロでした。

▲フロントポケットの下にも単行本が入るサイズのスペースが

おかげで、電車内ではリュックを下ろし、そのまま改札を出る時にもいちいち持ち変えずにいられました。

▲3カ所とも止水のダブルファスナー。PCの大敵である水からも保護してくれる

 

■PCをしっかり保護

よくPCバッグにあるのが、背面や側面は緩衝材を入れているけれど、底部分はただの生地というパターンです。むしろ、底にこそ入れて欲しいよね、なんて編集さんと話したことも少なくなかったり。

▲裸で入れても安心な起毛素材を使ったPCスペースはインケースならでは

その点このバッグは、2WAYで使うからか縦にも横にも保護してくれるバッグでした。なので、ついバッグを床にドンッと置いてしまった時にも安心な作りです。
薄マチとは思えない収納力も魅力的でした。

▲L字にガバッと開くメインポケットはオーガナイズ機能付き。タブレットスペースもアリ

▲A4のクリアファイルを入れても余裕のあるサイズ感。ポーチ類も入れられるマチ幅

▲キャリーオンもできるスリーブ付き。ショルダーハーネスの収納スペースとは分けられている

 

*  *  *

一度は使ってみたいと思っていたインケースのバッグ。ノートパソコンや周辺機器を常に持ち歩きたい身としては、ジャケットを着る機会が少なくても欲しくなるバッグでした。「2-Way Convertible Brief」は、薄マチな上にメインもフロントも大容量でON/OFF使い分けやすい作りという点でも、お勧めできるバッグです。

>> インケース

 


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(取材・文/宇田川雄一)

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