■究極の1枚焼きができる「ブレッドオーブン」とは?
メーカーによるとブレッドオーブンは「パン専用」で、それ以外の調理は推奨されていませんが、プレート加熱方式だからパン以外にもいろいろ焼くことができそう。そこで、つまみ用のアテを作ってみました。最初にお伝えしておきますが、どれも絶品! お酒が進みまくり、かなり飲んでしまいました。
■子持ちししゃもがかたくなりすぎず、卵もほっくり
最初に作ってみたのは日本酒にもよく合う子持ちししゃも。単に焼くだけだが、魚焼きグリルを使うのも面倒ならブレッドオーブンで焼くほうが手間はかからない。「トッピングトースト」の濃いめで焼いてみました。焼き時間は7分程度です。
トーストと同じように、蒸気口から蒸気が出てきます。蒸気が収まったところでフタを開けて見ると、腹などは破れておらず、ふっくらとした状態でした。
食べてみると頭や尾の部分までやわらかく、卵がほくほく。魚焼きグリルで焼くよりも美味しく、3尾をペロッと食べてしまいました。テーブルの上で調理できるので、飲みながら焼き、そのまま皿にとって食べられるのは嬉しいですね。調理終了後もプレートはしばらく温かいので、全部とらずに1尾ずつとって食べました。
ただ、裏側は皮が少しプレートにくっついてしまいました。焼く前にはサラダ油などを薄く塗っておいたほうがいいのかもしれません。
■塩をふるだけ、有頭エビも絶品
スーパーで買った有頭エビ(赤エビ)を軽く洗い、水気をキッチンペーパーで拭き取った後に食塩をたっぷりふってから同じく「トッピングトースト」の濃いめで焼いてみました。
殻をむいてみると、中はしっかりと火は通っているもののプリプリに。いくらでも食べられそうです。塩だけのシンプルな味付けですが、エビ本来の味をしっかり味わうことができました。ビールにも日本酒にも合う、ちょっと塩気が効いた最高のおつまみです。いかん、酔ってきた(笑)。
■カマンベールチーズとアスパラガスの絶妙な組み合わせ
カマンベールチーズと、少し塩を振ったアスパラガスを焼いてみました。アスパラガスと別々に調理したほうがいいかとも思いましたが、面倒くさかったので同時に調理しています。
「トッピングトースト」の濃いめで調理してみましたが、チーズがまだ少しかたかったので、さらに同じ設定で調理し3分ほどしてから電源を切りました。
とろとろのカマンベールチーズに、アスパラガスをつけて食べます。アスパラガスはやわらかすぎず、ほどよくシャキッとした食感も残っていて甘みもありました。ワインなどのお供におすすめのメニューです。
■厚揚げを焼くとジューシーに!
一口サイズの厚揚げを「トッピングトースト」の濃いめで焼きました。お皿によそってから、かつおぶしと少量の醤油をかけて食べてみました。
ふっくらとやわらかく焼けていて、ジューシーな仕上がりに大満足。ビールにも日本酒もグイグイ進んでしまいます。生姜があれば、さらに美味しくいただけます。