特徴①:こんな動き見たことない!「フレキシブルチルト式」モニター
通常は他のカメラと変わらない佇まい。
背面には液晶モニターを装備しています。もちろん可動式。
モニターを触ってみると……。
ぐにゃり!
こ、壊したか!?
クネクネとなめらか!これは楽しい!
壊したと思うほど、ありえない方向に動くモニター。可動域は上下約44度、左右約35度。上は90度まで起こせます。タテ位置での撮影にも便利ですね。
どんな場所に被写体があるか、どんな環境下で撮影できるか分からないようなシーンでも、自在に対応できそうです。
モニターが動くことで無理な撮影姿勢になると思いきや、まっすぐ見た視線の先にモニターが正体するので、ヘンに首を傾けてモニターを覗くこともありません。むしろスムーズに撮影に集中できそう。バリアングルやチルト式ではこうまでいかない、痒いところに手が届く心憎さ。
特徴②:いろんなところが光る!「操作部アシストライト」
夜の屋外や暗い室内を撮る際、操作ボタンをペンライトやスマホの明かりで照らしながら撮影していたという人に朗報です。その煩わしさから解放される日がやってきました。
「PENTAX K-1」はモニターの裏などを光らせることができ、それによって操作系の視認性がアップ。
モニター背面にもLEDライトがあるので、操作部も照らしてくれます。
特徴③:星空でも晴天でも。照度がすぐに変えられる「アウトドアモニター」
モニターの明るさが5段階でスピーディに変えられるボタンも追加されました。これも屋外での撮影に助かる機能。
特徴④:フルサイズなのに小型・手ブレに強いボディ
主要メーカーのフルサイズ機に比べてコンパクトなボディにも、熱い視線が注がれています。ペンタックスといえば、フィルム時代からオリンパスと並んで「小型・高性能」なカメラが得意なメーカーです。
実際に構えてみると、APS-C機と言われても分からないくらいの持ちやすさ。もちろん手持ち撮影に欠かせない、手ぶれ補正機能も搭載しています。
フルサイズ機では世界初という5軸・5段の補正効果は、「角度ぶれ」「回転ぶれ」「シフトぶれ」に対応。手持ち撮影の強力な味方です。3640万画素、ISO204800という堂々としたスペックにも期待したくなりますね。
ボディの予想実勢価格は27万8000円前後(2016年4月発売予定)。フルサイズ一眼レフでありながらアクティブに使えるので、キャンプやフェスにもどんどん持っていけそうです。夜はキャンプファイヤーやキャンドル、朝は壮大な日の出を撮ったり……。ゴールデンウィークや夏のレジャーで最高の1枚をバシっと決めたい方は、相棒にぜひ。
(文/&GP編集部)
- 1
- 2