■2×4材(ツーバイフォー材)をカットしてはめ込むだけで突っ張り棒に
まず「ラブリコ」とは、基本となる木材の断面のサイズが約2インチ×4インチ(正確には38×89mm)であることから、「ツーバイフォー材」と呼ばれる木材にセットするDIY用のアイテム。手軽にホームセンターなどで入手でき、天井の高さ-35mmのツーバイフォー材を用意し、天地にセットすれば天井や壁を傷つけることなく柱として使うことができます。
木材カットはホームセンターでやってくれるし、ラブリコをセットするだけならほぼ一瞬で終わります。賃貸でも壁や天井に穴を開けなくてOK、サイズも自由、カスタム性の高さとメリットがたくさんあり、人気の理由もうなずけます。
■部屋になじませるためオリーブドラブで塗ってみた
とはいえあまりに手軽なので、一工夫するため塗装をやってみることに。やっぱりここでもカーキカラーにしたくなりオリーブドラブのペンキで塗り塗り。刷毛(はけ)が一本あれば雑に塗ってもシャビー調というか、ミリタリーライクなカッコよさが得られます。
あっという間に完成。塗ったあとの乾かしが半日ほど時間かかりますが、うん!統一感あっていい。
■突っ張り棒の使い方あれこれ
とまあ、このように飾り棚やフックをラブリコに設置すれば、好きなものを目立たせることができます。バックパックなんかを床に置くのも嫌だし、部屋の棚に収納すると出し入れが面倒など不満点が解消されました。
なにより仕事をしている最中に横を振り向けば、自分の愛用ギアたちが目に入るといううれしさ。コレに尽きます。軽く布なんかを垂らすとグッと雰囲気が出ますね。
■自由度の高い突っ張り棒で部屋に立体感が出た
ラブリコによる突っ張り棒、一本じゃ心もとないなあと思っていた反面「こんな使い方もあるじゃん」といろいろ工夫しがいがあって楽しかったですね。何より場所を気軽に変えられるのがいい。セットしてみて使い勝手が悪かったらすぐに移動させられるので、ベストポジションを探りやすいというメリットがありました。
また部屋に縦の動きが出て立体感が得られたのもよかったポイント。かかった費用は、ツーバイフォー材が1700円、ラブリコ本体が980円、ペンキが1200円にビスや金具が800円くらいと合計でも4000円ちょっと。
DIY初心者の人間でも特に手間取るところはなく、休日の部屋づくりとしてコスパ高く遊べるのでオススメです。
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さてミリタリーライクな部屋づくりにラブリコを使ったDIY編でした。やはりカラーを統一するのが重要だなと。そこに金具のアクセントを入れることで、グッとミリタリー感も出ます。次回はまさに軍モノの王道、誰もが知るプラモデル(カーキカラーのあいつ)で部屋のコーディネートにチャレンジ予定です。
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写真・文/三宅隆<&GP>
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