有孔ボードで巨大壁面収納を作って床置きバッグを一掃してみた!

■有孔ボードにも仕様がある

もちろん「2レッペググウォール」だけでは壁面収納は完成しません。これはあくまで突っ張りポールのみ。なので有孔ボードも必要です。

いろいろと調べてみると、どうも約30cmの倍数単位のサイズが多い。

ちなみに設置場所の幅は約88cm。90cm幅の有孔ボードだと2cmほど飛び出しますが、まぁ許容範囲でしょう。どうせ横は引き戸の押入れだし。

約60cm×約90cmの有孔ボードを見つけたので、3枚購入。知らなかったのですが、有孔ボードの穴にもいくつか仕様があるらしく、「2レッグウォール」は最もメジャーな“5φ25P”(穴の直径5mm、穴の中心間の距離25mm)が適合とのこと。もちろんこの仕様のモノを買いました。

 

■組み立てに工具は必要なし!

数日後、必要なものはすべてそろったので、まずは有孔ボードを壁にあててみます。

やっぱりほんのちょっとだけ飛び出ましたが、まぁこれは想定内。この程度だったら問題なしです。

ということで、さっそく組み立てていきます。

まずはポールを通す金具を有孔ボードにネジ留め。バタフライネジなので、工具も必要ありません。

金具は全部で8個付属しているので、3枚の有孔ボードをくっつけて、2枚を連結するように金具を取り付けてみました。60×90を3枚合わせて90×180のパネルを作るイメージです。

一部、金具の穴が少し届かなかったので有孔ボードを削ったりしましたが、手間といえばその程度。これだって90×180のボードなら必要ないですからね。

そして3分割されているポールを連結させ、金具に一気に通します。

通した後に、プラスチックの留め具をポールにハメて、下にずり落ちないようにしたら終了。総作業時間は1時間もかかっていません。

最後に突っ張り用のパーツをポール上部に差し込んだら設置します。

おおおぉ…、迫力あるわー。これにて、高さ約180cm、幅約90cmの有孔ボード壁面が完成しました。

上部はしっかり天井に突っ張らせています。そこそこの力で突っ張っておかないと倒れてしまうのですが、天井の位置によっては天井が抜ける可能性があります。これは、あらかじめ調べておいたほうがいいかもしれません。

【次ページ】まるでお店みたい!(自画自賛)

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